テーマ:闘病日記(4004)
カテゴリ:ニュース
【ワシントン=増満浩志】
全身の運動機能がまひする難病「筋委縮性側索硬化症(ALS))」の症状進行を遅らせる動物実験に、米カリフォルニア大サンディエゴ校のドン・クリーブランド教授らが成功した。 研究チームは、SOD1という酵素が異常だと、これが脊髄(せきずい)にあるミクログリアという免疫細胞を傷つけ、ALSの症状の進行につながることを解明。この酵素の鋳型となる核酸(伝達RNA)と ぴったり結合して、鋳型をふさいでしまう構造の核酸(アンチセンス)を合成した。 これを、ALSの症状を模したラットの脳内に、生後65日で注入した。このラットは通常、生後95日でALSを発症し、同平均122日で死亡するが、アンチセンスを注入したものは、発症後の進行が遅く、 同132日まで生き延びた。 中枢神経への薬剤注入はポンプを体内に埋め込む方法が鎮痛用に実用化されており、研究チームは「1年以内に臨床試験を始めたい」と話している。 (読売新聞) でもね・・・ アンチセンスのことは2年前にも話題になって、当時、吉野先生に聞いてみたら アンチセンスは、はっきりした異常遺伝子がわかっている場合に、その働きを抑制することにより 効果を示すものです。 ALSで異常遺伝子がわかっている、SOD-1異常を有する患者さんは全体の1・2%で、 オルフェさんはじめ大部分の患者さんには効果は期待できないでしょう。 と言われましたのよ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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