2010/10/13(水)03:24
世界初!ES細胞使った臨床試験開始
ついにきたよーーー!
ゼッタイいつか治る気がする
っていうか、実はもう治ってる人がいるような気もする。
生命科学系の米企業ジェロン(本社カリフォルニア州)は11日、さまざまな細胞や組織に変化
できる胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を使った世界初の臨床試験をジョージア州アトランタの病院で
始めたと発表した。
脊髄(せきずい)損傷を受けて2週間以内の患者に対し、神経の再生を手助けするため、
ES細胞から作った「オリゴデンドロサイト」と呼ばれる神経系細胞の前駆細胞を注入した。
まずは治療法の安全性を確認するのが目的で、2年がかりで8~10人に試験を実施する。
実際に運動機能を回復させる治療が実現するまでには、数年かかるとみられる。
ES細胞は倫理的な問題から米国ではキリスト教保守派の反発が強く、ブッシュ前大統領は連邦
予算による研究助成を制限していたが、同社は民間などから集めた資金で研究を継続していた。
同社はオバマ大統領就任直後の昨年1月、米食品医薬品局(FDA)から試験の承認を得たが、
安全性を確認する追加の作業に時間がかかり、臨床試験の実施が遅れていた。
同社は「ES細胞を使った治療を進める上で画期的な一歩」としている。
最終更新:10月12日(火)11時8分