2012/03/03(土)12:05
客の要望に応えるのが俺達の仕事だ!
目の前の下版日を控えて金切り声をあげながらも、来年の企画が動く。
Web担当のねぇさんがMacの前で企画を考えつつ独り言を言いながらへばりついている。
Web担当だから今後はWendyと名付けたい(単純?)。
Wendyとお客さんのネット発信の企画をみながら
女性同士の歯に衣を着せぬトークをする。
何を企画してるかというと
某国の女性だけのオシャレな旅を推奨するんだけど
現実と理想がかけ離れすぎているのですわ。
ぶっちゃけ私から言わせると「海外で恋愛しよう!」
とでかい声でおおっぴらに宣伝をできないから
イメージでおしてるんじゃないの?
「日本では味わえない」、「海外ブランド」よか
「トキメク出会い!」そして「新しい自分を発見」である。
黒服バックパッカーのWendyとは
仕事中なのにトルコ男とイタリア男の痴漢比べな
下ネタ交換会で盛り上がったもんね。
他の男共は絶句してたけど…
スルタンに
「【「海外に行って恋を見つけよう!】な企画に変えましょうっ!!」
と言ったら「それは客の要望とは違う」で一蹴されましたとさ…
体調を気にする老齢や、石畳の街でハイヒールを履きたい女性たちの
旅の体力の配分やら、旅行関係者との駆け引きを考えると
「?」なただのイメージだけの理想論。
だけど、旅行会社の企画はここから始まるのだ。
(ドラマであるようなプレゼンテーションはまだ先なんだよ)
私たちの考える企画が実行されるのは1年後。
「(現実的であろうがなかろうが)
客の要望に応えるのが俺達の仕事だ!」
by、スルタン社長