元店長の独り言（日記バージョン）

ようやくこの年になって「虫歯」の怖さを思い知った
店長ウルフくん☆です。こんばんは。

この前の日記の続き・・・。

親友の歯科医宅に１９時過ぎに受付。

程なくして診察室に入る。

いつもと違って白衣＆マスク姿の友人。


「おう　新年会以来だね～。」（友人）

「そそ　元気してた？」（私）

「で　どーしたんよ　お前　虫歯無いので
　有名だったじゃんよ～」（友人）

　そそ　私　生まれてこの方「虫歯」というのに
　なったことが無いのです。

　おそらく幼少時代を漁港町で育った私は
　小魚とかは骨も全て食べていたので
　カルシウム豊富だったのかもね・・・。

　ただ　歯医者さんにはかかったことはあります。
　「刺し歯」です。
　（ラグビーやっていたんで　よく折れた）←ケンカじゃねーぞ！！

　「こういうやつの歯ってやっかいなんだよね
　　まあ　とりあえず見せて」（友人）

　え？　やっかい？？　どういう意味だろう？？


　「ああ～　なるほどねえ」

　「歯は　もうとるしかない　クラック入ってる」


　く・クラック～　ヒビかよ～！　

　　でも　脆い歯だったら簡単にとれるのかな？とほのかな期待♪


　「問題はね・・・・。」　　「根っこなんだよねえ」

　　
　　
　　「はぁ？？」（まちゃ風）



　「虫歯でダメージをうけて脆くなっても根っこは元気な場合が
　　多いんだよ。マジで。特にお前みたいな健康優良児は
　　すっげー根っこの持ち主
　　だったりするんだよ～」（友人）

　　
　　え？　そうなの？　


　　「時間かかるかもしれないけど全部抜くよ！
覚悟せーや！！」　


え？？　カンベンしてくれ～！　お代官さま～！！


しょうがねーなー。じゃあ分かりやすく説明してやるよ。




↑　カメラです。これでPCで歯の状態が見れます。

「これが割れている歯。こいつは削って取る。　問題はこいつの下の根っこ。
　こいつがやっかいもん。普通　分割抜歯とかするんだけど
　どーせお前忙しいとかいってバックレるから　一気に勝負する！！」


　おお～　そうきたか。これが名門国立大学歯学部卒業の歯医者の台詞か！
　長年一緒につるんでいるだけに俺にかなり感化されているなあ～。


　「というわけで　とりあえず２本麻酔注射じゃ！」（友人）


　「ぎゃああ～！！！！」　（私）　これがめちゃくちゃ痛い。


　で　割れた歯は　あっさり取れたのだがやはり根っこが
　全然出てこないらしい・・・。


　「やっぱりなあ～。しかも根っこ途中で曲がっていて
　　めちゃ太い。　これは難産だねえ～」（友人）


　なるほど　私の歯が丈夫だったのはこの「根っこ」の恩恵なのね。


　「仕方ない　俺も腹を決めた！　麻酔追加ぢゃ！！」（友人）



　「ぎょえええええ～！！！」


　でもこれはそんなに痛くない。さっきの麻酔が効いているからだ。


　「ギュイーン！！」ハンド切削ツールで「根っこ」の上を加工し
　抜きやすい形に加工する友人。

　「俺の商売って　医者だけど　やってること職人と一緒だよ」

　　「よっしゃ！　こんなもんだろ！　覚悟はいいか！！」



　「　は・・・・。　はい・・・・・。」
　

力技で強制的に抜こうとするが　だめ！

　「いてええええ！！！　マジでギブ！」（私）

　　
　「だめだ～～！！　ニトロ追加！！」（友人）　２本麻酔追加！

　お銚子じゃないから　簡単に追加するな～！といいたいが
　この痛さには　マジ堪えられない・・・。

　ようやく片側の根っこ摘出成功！　

　「おーおー　気合入った根っこだこと。」（友人）

　ここまで　なんと１時間半経過！！



　「こりゃ　長期戦だね」（私）


　「でも　この際一気にカタをつける！　少々我慢してくれ～！」（友人）



　で　格闘！！　さらに３０分！！


　　　「とれたど～！！！！」　　



　２時間にわたる長期戦の末　私の左の歯　抜歯成功！！

　助かりましたよ～！！