元PTA会長のやってきたこと、今おもうこと

2005/01/23(日)14:01

地域組織と学校という組織、そしてそれぞれの人~結いの関係をさぐる~

とある現役の先生で、メールマガジンを発行されている方とメールのやりとりをしました。 その中で私の「学校と地域、そしてPTAを代表する保護者」に関する疑問をぶつけたところ、実にありがたい回答を頂き、またまたやる気が起きました。 一部をここに抜粋します。 (返信いただいたメールについては内容の一部を改変しています) oribe77:『学校の授業や行事をみて、いつも思うのは「もう少し地域の人の力を借りたらどうか」ということです。 教員の方々が頭の中だけで考えているだけのことを実行に移しているだけでは、もうダメな時代に入ってきているのではないかな?』 先生:『一般教員が地域の方々との関わり方を学ぶ必要があると思います。しかし、これまで閉じた世界で生きてきた意識や習慣を変えるのはなかなか難しいんです。』 うーむ、確かに校長や教頭は現在の学校のあり方ということについて、管理職として興味もあるでしょうが、一般教員(無論、話のわかっていただける先生もいらっしゃいます)にはそれがなかなかわかってもらえない、というもどかしさは私自身経験しています。 oribe77:『私は総合学習は続けるべき・・と思っています。そのためにはもっとコーディネーターなどを使って、さまざまな角度からいろいろなことをホントに「総合的に学習」すべきだと思っています。』 先生『そのためには,コーディネーターの有無がもたらす差を見せつける必要がありそうです。』 なるほど、とにかく実例が必要なんです。 こうなったら、私自身が、4月以降はいろいろとコーディネートして、校長・教頭、そしてPTAに、「売り込み」したらどうだろう。んー、私じゃ力不足かも。 さらに 先生: 『学校からみて,地域に実働的な母体があると良いような印象があります。』 ふむふむ、とすれば、今校区にある青少年育成団体や社会福祉協議会と、うまくマッチングさせれば、学校としても「地域に出ていかざるを得ない」「手をくまなくちゃならない」状況になるのかな? 今はこれらの団体はそれぞれに「よかれ」と思ってやっていますが、裏をかえしてみればたぶんに「ひとりよがり」な側面もみえます。 事実、私は青少年育成団体の一メンバーで役員会にも出席しますが、そんな感じを受けなくもないです。 こういうマッチングがうまくいき、相互がWIN-WINの関係になれば、学校も喜ぶのかな?? いろいろ頭の中で思いがめぐった一日でした。

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