発見力のある子(1)
「先生のこと、大魔神って 書いてるらしいんです。 せんせ、知ってました?」先日、そう言われました。『私が通う塾には、 大魔神という先生がいて この先生は、難しい問題や いっぱいの宿題を出すし 答えを教えてくれないんだけど お友達と一緒に大魔神を倒すんだ』と学校の日記に書いていたそうです。教えることの極意は、教えずに、隠すことではないかなと感じています。決して、教えないということではないんです。解らないときには、答えを教えたり解答自体を読んでもらうことも多々あり勉強の大半は記憶の作業で解き方丸ごと覚えることも多くあります。。要は、学習の目的は答えを取りに行く方法を学ぶことにあると思うのです。だから、説明するときはやり方をやってみせて法則ややり方を自分で発見してもらう。「あっ」とか 「わかった。 もうできそう。」とか「あとは、自分でする」という声が聞こえてきたらいつも嬉しいなと思います。自分で得たものだという発見は擬似的ではあるんだけれどこれを子供のうちに繰り返すことで頭をフル回転させるチカラとかさまざまな擬似発見で使う想像力のさまざまなタイプを現実の社会で活かしてほしいなと思います。この発見力の大切さをずいぶん前からなんとなく感じていたんですが最近、ようやく言葉になり始めたのでこの「発見力」「観える力」(イメージ力)について次は、もう少し具体的に書きたいなと思います。「あっ」と思った体験ありますか?