英語に“敬語なし”はホント?
英語に“敬語なし”はホント? 英語表現「5つのNG」- ORICON STYLE(2014年4月7日09時30分)Infoseekニュース【続きはInfoseekニュースへ】「英語に敬語ってあるの?」先週、中学生の女の子に聞かれたところでした。助動詞を習い始めたり同じ言い回しの言い換えを習ったりするとき「これとこれは、同じ意味だから よくテストで言い換えの問題で出るよ。」って、言ったりすると「表現が、2つあるということは 微妙にニュアンスが違うということ? この2つの表現には、どんな違いがあるの?」って、質問されたり「学校では、 Let's go dancingって習うんだけど 日常会話で使われるのは Why don't you ~しませんか?で より丁寧な言い方だと Would you like to go dancing? だよ」「学校の英語教育では Shouldは「すべき」(強い勧告) Had betterは「したほうがいい」 (やんわりとしたアドバイス) という訳し方を習うけど これは完全に間違ってて Had better は、 「緊急を要するアドバイス」 (強い勧告)のときに使って 言われたとおりにしなければ、 なにか悪いことが起こってしまう、 というニュアンスを含んでいるんだよ。 You had better go to bed. 『寝た方がいいですよ。』って訳すけど これ、ママが寝ない子に言う感じなんだ。 こんな感じで言う言葉だから 会社や外で使うのは、注意がいるよね。」なんて言うと熱心に聞いてくれたりします。言葉は、それ単体でなくシチュエーションや文脈のなかにあるものだからどんなシーンで、どんな風に使われるかそれも、併せていくと、記憶しやすくなりますね。■NG表現その1:尋ねるときは“上から目線”に注意 電話番号を教えてもらいたいとき、 『What's your phone number?』と尋ねるのはNG。 これでは「電話番号は?」と、 カジュアルな表現になってしまい、 ビジネスシーンでは不向きといえる。 丁寧な英語表現では、『May I have your phone number?』 (お電話番号を教えていただけますか?)を使おう。 ■NG表現その2:トイレの場所を聞きたくて、うっかり「便器どこ?」 初めての訪問先で起こりがちな、 トイレの場所を尋ねる場合も要注意。 『Where is the toilet?』では、 「便器はどこ?」と聞いているように受け取られるかも。 『Could you tell me where the bathroom is?』 (すみませんが、おトイレの場所を教えていただけますか?)と、尋ねよう。 ■NG表現その3:“would”や“could”を巧みに使う 依頼を行いたい場合には“would”や“could”を駆使しよう。 『Would you open the door?』だと 「窓を開けていただけますか?」と丁寧な依頼になるが、 『Will you open the window?』だと 「窓を開けてくれる?」と、気軽に頼んでいる口調に。 さらに丁寧な言い回しとしては、 『If you don't mind, would you open the window?』 (もし差し支えなければ、 窓を開けて頂けないでしょうか?)がある。 ■NG表現その4:意外な落とし穴? 「please=丁寧な表現」ではない!! 頼みごとをする際に、命令文に「please」を付ければ、 敬語に近い表現だと勘違いしている人も多いのでは? 実は「please」は日本語の訳で見てもわかるように、 「~してください」という言い方ではあるが、 決して丁寧な表現というわけではない。 命令文はあくまで命令文。 前述の“would”や“could”を活用しよう。 ■NG表現その5:文化の違いにも配慮を! アメリカの映画やドラマなどで頻繁にみかける “Oh my God!”。 もしも、日本人が同じように使ってしまうと、 実は無神経な人だと嫌がられてしまうことがある。 理由としては、宗教的な意味合いから 神への冒涜と受け取られてしまうことがあるため、 また日本人は仏教徒として知られているためだ。