テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:ダイナミックプロ特集
ゴーゴン大公は「マジンガーZ]に登場した下半身が虎という幹部キャラクターです。失敗続きのDrヘルの前に現れた協力者で機械獣より強い妖機械獣(顔のある戦闘獣との違いがわからないなあ)を貸し与えるという役どころでした。実はミケーネ闇の帝王の尖兵で諜報部の幹部。引き続き「グレートマジンガー」にも登場します。声は加藤修。渋いドスのきいた声ですが一方ではムチャの声も。一般的には「やまおかくーんっ」の「美味しんぼ」の富井副部長が有名でしょうか。
グレートマジンガーの敵役は数が多いため結局のところ最期まできちんと描かれた方が少なかったりします。アニメ版の最後は割とやられるところ描いてましたが漫画では曖昧です。永井原作版ではハーディアスとユリシーザーしか死んでないような。ゴーゴン大公は途中で死んでしまうせいもありアニメや原作でその最期がキチンと描かれています。 TV版第22話「ゴーゴン大公!!火山島に散る」では前線基地火山島の建設および最高司令官に任命されながら何故か戦闘獣を庇ってグレートの攻撃を受け虎の前半身を失い完成した基地の玉座に座り死にます。栄光を前に納得のいかない意味不明な最期でした。 永井豪の原作版ではクラゲ体の戦闘獣ゼランギアを使い「腕と胸の放熱版を奪えば強力な武器は使えなくなる」という策謀と知略に長けたゴーゴンらしい作戦を展開するも鉄也の機転に敗れる。黒コゲになりながら「偉大なりグレートマ、マ、ジンガー」と敵を讃えての格好いい最期。 桜多吾作版では死の商人による量産グレート競売の勝利者となりグレート軍団を指揮する作戦の指揮官に。(スーパーロボット大戦の量産型グレートのねたはアニメや原作ではなくここにあります。) 最期はグレートマジンガーにブレードで虎の身体を地上に縫い付けられ命請いをするも32トンの巨体にぐしゃっと踏み潰されます。 「許してくれ鉄也」と言うゴーゴンに鉄也の強敵への最後の言葉は「さよならゴーゴン」でした。 「第2次スーパーロボット大戦α」ではDrヘルが蘇った地獄大元帥の手で前線に残され見殺しにされたうらみの言葉を聴かされながら逆に謀殺されます。このあたり桜多吾作版、アニメでは地獄大元帥登場前にゴーゴンは死んでいるのでifのスパロボらしい面白い試みだったと思います。特に桜多吾作版ではゴーゴンが後ろから剣で胸を刺し、「さらばおいぼれ」でしたしねえ。 2003年に出た「マジンカイザー死闘暗黒大将軍」は賛否ある作品ですがゴーゴン大公は最高に格好いい。何度も死んだと思わせぼろぼろになりながら最後は暗黒大将軍に「マジンカイザーと兜甲児健在なり」を訴えながら燃え尽きるという悪役でここまで描かれたら本望な最期でしょう・・。 そんなゴーゴン大公がまさかのフィギュア化です。放送当時のソフビ以来かなあ・・ ↑押してみよう ついでなのでガミアQも紹介。原作版「マジンガーZ」で一番インパクトがあり暗殺という意味では最強の機械獣でしょう。髪が鋼鉄製でなんでもスパスパ切るというのは人間相手では怖いし漫画でも効果的でした。金髪でマントの下全裸のマニアックさもOK(何がよ)。Q1、Q2、Q3同時発売です。・・凄い時代だなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.16 23:30:01
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