テーマ:特撮について喋ろう♪(4365)
カテゴリ:日々特撮&怪獣
ロビンちゃんはロボコンシリーズのマドンナです。演じたのは当時11歳の島田歌穂・・まだ小学生だったのですね。 以後番組が77年におわるまで2年半、ロボット学校の生徒の卒業、ロボコンの居候先の変更がある中でロビンちゃんはロボコン、ガンツ先生と共に番組に最後まで出続けることになります。 ロビンちゃんは心の優しい女の子として描かれていましたが誤解から「ロボコン大嫌い」ということがありました。まあこれがロボコンのハートをどれだけ痛めつけたかは想像に難くないところです。 ロビンちゃんはロボットなのか? ロビンちゃんはバレリーナ型のロボットということでロボット学校の一人として登場していたのですが第16話にして実は宇宙人だったことが発覚します。 バレリーナ星からの留学生としてまるでガンツ先生と竹取物語のような出会いをしたロビンちゃんですが以後、その出自を忘れた頃に星に帰らないといけないというネタで宇宙人なのをアピールすることになります。 #40「キラパッパ!!七夕に消えたロビンちゃん」#96「シビレビリ!ロビンちゃんを守れ!!」あたりがその辺の話だったような気がしますが・・どうでしたっけ。 ただ、ロボコンが16話のあとのエピソード(何話か忘れた)でロビンを人に紹介するときに 「ロビンちゃんはバレリーナ星からきたロボットなんだよ」と紹介したのを記憶しています。 宇宙人なのかアンドロイドなのか? 「涼宮ハルヒの憂鬱」の長門有希のように宇宙人でアンドロイドなのかよくわからない・・・て・・ 単に文芸の不統一のような気もしますが・・ 原作漫画におけるロビンちゃん 原作漫画ではロビンはバレリーナロボットとして新しい振り付けを作る道具として登場します。 背中に大きなねじがついておりそれで動く設定です。 クリスマスパーティではロボガリやロボパーと仲良く石油を飲むという描写からも間違うことなくロボットでしょうね。 初期はただ踊るだけで感情がないが如く描かれていたロビンですがロボコンの悪態を連ねたラブレターに泣いたり、ロボガリとべったりくっついたりする描写から一応感情があるようです。 後にはさらに優秀なロボメカに乗り換えるなどビッチな所をみせるロビン。 本編での台詞はロボメカを讃える「かっこいいわあー」と「ステキー」の二言だけだったりします。 ロビンちゃんを演じた女優、島田歌穂 島田歌穂はこのロボコンのロビンちゃん役がデビュー作です。以後「あばれはっちゃく」や「大鉄人17」などの子供番組を経て17-8歳頃はアイドルタレントとして活躍しますが舞台や歌手の方に仕事の場を移してゆきます。 87年の「レ・ミゼラブル」の成功で一躍実力派の役者として認められました。 舞台女優及び歌手としての評価は高く数多くの受賞歴があります。 2006年にも松尾芸能賞演劇優秀賞を獲得しています。 そんな島田歌穂が20年ぶりにロビンを演じたのがオリジナルビデオ「燃えろ!ロボコン対がんばれ!ロボコン」(98)です。 さすがに青のチュチュ姿は披露しませんでしたが・・歌い踊ったら昔より凄かったでしょうに。 超合金とソフビについて ロビンちゃんのおもちゃは女の子むけのリカちゃん人形路線「おどるロビンちゃん」及び超合金ロビンちゃんがありました。 超合金は女の子キャラでありまた微妙な顔立ちゆえ当時非常に人気が無かった商品ですが今はシリーズ最高のプレミア金額を誇っています。箱付き完品の美品ならば一時は15万円くらいでした。「おどるロビンちゃん」も結構高い商品です。(今だと幾らくらいなんでしょう) ソフビとしてはバンダイのスタンダードでもポピーのミニサイズでも発売されずいわゆるロボット学校セットでセット販売されたミニミニサイズがあります。一期生のみのセットではピンクのチュチュで茶色い髪、何故かほかのロボットよりも巨大でした。 二期生まで込みのセットの方ではチュチュが青、髪も金髪になりました。出来がよくなり小さくなったとは言え、まだほかのミニミニサイズよりも大きく造形されていましたね・・。 食玩など ロビンちゃんは90年代のバンダイHGシリーズロボコンで発売されました。 これは非常に愛情込めてよく作られていたと思います。(写真上) また、台湾のセブンイレブンでも非常にファニーフェイスなロビンちゃんを含むおまけとして登場、ロボワルの鉤十字が問題になったのももう5年位前の出来事になります。(写真下) 同人誌「青いチュチュ」 ロビンちゃんに関する書籍類としては96年ごろに出たぶちゃぬ隊による「青いチュチュ」という同人誌があります。ロビンちゃんをねたにしたファン誌ですが「超」少年漫画家のMOO念平さんによる「がんばれ!ロビンちゃん」という短編漫画が収録されています。熱血コミカライズを得意とする氏の作品らしくちよっと泣かせるいい話になっていますね。登場するのが三期生というのも渋くていい選択です。 ロビンちゃんはリメイク作品「燃えろ!ロボコン」でキューピッドロボットのロビーナちゃんとして転生します。ロビーナちゃんが当時の子供たちに30年後にまた懐かしく思い出されるような日がくるのかなあ・・。がんばれ!加藤夏希!(あ、なんか話題がずれてるなあ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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