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テーマ:アニメあれこれ(28344)
カテゴリ:アニメの現在過去未来
日本映画専門チャンネルで「夏休み!手塚治虫アニメシアター」として放映されていた5本の作品が夏休みの終わりに合わせていっせいに終了した。
「海のトリトン」 「どろろと百鬼丸」 「鉄腕アトム(新)」 「ふしぎなメルモ」 「ワンサくん」の5本である。 手塚作品というよりも「機動戦士ガンダム」の(というより「無敵超人ザンボット3」の)富野喜幸監督作品の色が濃い「海のトリトン」の悪と正義が逆転する最終回、途中で終わってしまった「どろろ」を完結させた「どろろと百鬼丸」の最終回は恥ずかしながら今回初めて観た。 「海のトリトン」については言い尽くされた感があるので「どろろと百鬼丸」について触れておこう。 ![]() 主人公の百鬼丸は生まれる前に父・醍醐景光の野望のため48の魔神に身体の大半を奪われるが医師寿海に拾われ不足した48の部位を義手・義足などで補い一種のサイボーグとして育てられることになる。 どろろは百鬼丸の刀を狙う孤児の泥棒だがふしぎな縁で結ばれた二人は一緒に旅することになる。 妖怪を倒すと身体の一部を取り戻せるという魅力的で面白い設定をもつ本作であるが原作では戦いの旅の途中でどろろと百鬼丸が別れるかたちで終了する。 アニメシリーズは「どろろ」および改題した「どろろと百鬼丸」の全26話からなる。 前半の「どろろ」では数回に渡るエピソードが多くまた当然ながら26話では48の妖怪を倒すのには足りない。 それではどうなったかというと・・・。 アニメ最終話「最後の妖怪」では一揆を控えた村で百鬼丸がどろろと別れる。 1年間の間どろろは残った妖怪(合体妖怪の鵺など数十体と思われる)を倒し、どろろは一揆に加勢する。 百姓たちは新たに領主となった醍醐景光により捕らえられ殺されてゆく。 47匹目の妖怪を倒し村に戻った百鬼丸は荒れ果てた村を目の当たりのして父である醍醐景光のもとへ向かう。 景光は仕官したいといって現れた百鬼丸にどろろを殺せと命ずるのだった。 母縫の方が百鬼丸を庇って斬り殺されると錯乱した景光は魔神に救いを求めるが魔神たちは嘲笑うばかりであった。 醍醐景光も既に48匹目の妖怪だったのである・・・。 冷酷な父親、深い愛情を持つ母親。そして百鬼丸の言う「俺の父親は育ててくれた寿海だけだ」という台詞に血のつながりではない親子の情愛の有り方が描出されている。 原作では描かれなかったがまさにこうでなくてはならなかった最終回だといえるだろう。 柴崎コウ主演(いきなりネタバレか)で実写映画になったのは記憶に新しいがもうひとつの完璧版というべき作品が2004年に発売されたPS2のアクションゲーム「どろろ」である。 私は所持しながら最初しかやっていないが(という事が非常に多いのです)このゲームでは48の妖怪が全て登場し48の部位が戻ってゆく描写がある。 最初の妖怪一角を倒すと声帯、二番目のぬらりひょんを倒すと左目といった具合で目が戻ると景色がカラーになる。 キャラクターデザインに「無限の住人」の沙村広明、妖怪のデザインが平成ガメラの前田真宏、キャストもアニメと比較しても遜色ない※非常に豪華なこのゲーム今更ながらやってみたい気がする・・。 (※百鬼丸・・杉田智和、どろろ・・大谷育江、景光に大塚明夫、寿海に小林清志。その他草尾毅、関智一、立木文彦、青野武、柴田秀勝、鶴ひろみ、小野大輔・・・・凄いなあ。) ↓PS2版発掘レビュー、「どろろ」公式、攻略ページ 攻略ページでは登場する妖怪のリストもあり http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050118/doro.htm http://dororo.sega.jp/ http://homepage3.nifty.com/shinjuku/aeris/dororo/ あともう一点付け加えておくならば主題歌の「どろろの歌」。 私の好きな藤田淑子(ジェリーというかマライヒというかキテレツというか泪姉さんというか・・)さん18歳の頃の歌で奇妙な擬態語(ホゲタラピン!)が続くアニメソング史上でも風変わりな曲。 一転してこれ以上ない位カッコいい曲に転調するところがまた素晴らしい。 ↓アニメ「どろろ」OP。 右の関連動画で最終回も観られますね。 http://jp.youtube.com/watch?v=SHO6P1ll-A4 は私のカラオケのオハコなのですが入っていないところも多いので悔しい思いをすることが多いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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