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テーマ:仮面ライダーディケイド(479)
カテゴリ:仮面ライダー
555編後篇堂々完結。
前回に続き意味をとり難いサブタイトルだなあ・・。 (注:555つの顔・・これは士の言う写真で撮る顔にひとつとして同じ顔がない、ということの意味らしいです。TJ-type1さん、ありがとうございます) 物語そのものはタクミの異形の哀しみとゆりへの切ない恋情、好きな男の子が自分を守ってくれたけれど異形のモノであったことへの戸惑いと苦悩を描いた事で『仮面ライダー555』という作品世界を巧く再構成出来たと思います。 2話という時間の枷の中でバイクから降りる件や写真館でのやりとり(士も熱弁)同じものを良いと思えることの喜び、それを守りたいと思う気持ち。 二人の気持ちを繋ぐのが厳しい環境であるコンクリートの下から生えた花(士の言うちっぽけだが守らなくちゃいけないものにも通じる)、というのが象徴的で心に残ります。 オリジナルの555は異形のものが人に抱く絶望的であるが故に儚く悲しい恋情を多く描き、改造人間の哀しみを描く事がない平成ライダーの世界観の中で人ならぬものという合い通じるものを物語の中心に据えることが出来た作品です。 まあ、これは以降、カブトやキバでも同じように描かれて行く事になるのですが「学園モノ」に今回555が設定されたのは後続した作品よりも555が青春ドラマ的要素が強いせいではなかろうかと思います。555では複雑に恋愛関係が絡み合うのですがシンプルにタクミとゆり(堂々たるツンデレだ)に絞ることで仮面ライダーらしい(というと語弊があるかもしれませんが・・)異形の哀しみがよく出たのではないかと思います。 この一連を観ながら劇場版『仮面ライダー555パラダイスロスト』のラストシーンを想起しました。映画のラストはオルフェノクの巧と人間である真理が歩いていく姿で終わります。 巧と真理が交わす会話は以下のようなものです。 「(周囲を取り囲むオルフェノクに)どけ。俺があるく道だ!」 「・・・巧、どこへ行くの?」 「さあな。行けるとこまで行くさ」 おそらく・・タクミとゆりのこれからは映画のラストと同じく非常に厳しい未来が待ち受けているはずなのですがそれでも「僕の行き先は僕だけが決める」の言葉の通り清々しものが残るのはこの作品が異形のドラマであると同時に優れて青春ドラマであるからだと思います。 ・・とかなり持ち上げましたがシリアスな展開の中で邪魔ではなかろうかと思っていたディエンドですがクライマックスの対決で巧く絡んでいい塩梅に仕上がりました。 とりあえず大樹は悪人ではなく勘違いなお莫迦さん・・だということはよくわかりました。 残念なのはラッキークローバーがやはり比肩しうる物語は持ち得なかった・・のは仕方ないところなんでしょうね。ロブスターもセンチビートもオリジナルでは死ななかったので今回初めて倒されたことになりますね。 結局カイザもデルタもいない世界・・おそらくこの世界で唯一オルフェノクと対抗しうるはずだったスマートブレインのライダーベルトを開発し得る科学力がファイズギアを除きラッキークローバーの手に落ちていた・・ということなのでしょうが・・・気になるのはキバ世界で顔を見せた草加カイザはどこから来たのか、ということ。 初回のオリジナル渡の登場もそうですが同じ555の世界もまた幾つものパラレルワールドがある、ということでしょうか。 まあ、その辺りは夏のおそらく完結エピソードになるであろう(ですよね)劇場版を観れば判る・・・のでしょう。 次回はアギトの世界。もともとパラレルである(?)クウガ・アギトの世界・・・を巧く使った展開でホントに楽しみです。ユウスケの旅は本当にここで終わるのでしょうか? ![]() アートワークモンスターズ 仮面ライダー555 PartV ウルフオルフェノク 塗装済み完成品フィギュア (メガハウス) あ、強敵ライダーのはずのリュウガの事、描くの忘れてた・・位の充実の一本。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.09 01:35:26
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