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02「魔獣をあやつる少年」
監督 本多猪四郎 脚本 上原正三 第2話STORY&解説 タイヤーマの登場する第二話は現在視聴不可能である。そのため二次的な資料からその内容を類推してみたい。 宇宙考古学研究所のレーダーに円盤が。その後おもちゃが車を壊す事件が連続して発生。デカンダのロボットが操るタイヤーマの仕業らしい・・・。(「週刊TVガイド」より) (※「週刊TVガイド」は当時森田プロデューサーのインタビューを掲載するなど「サンダーマスク」に紙数を費やしていた雑誌でしばらくは毎回今週の放送の内容について掲載していた。以降の内容不明話数も紹介があるので必ずしも番組紹介=本編の内容とは限らないが貴重な資料であるので以降の回も紹介させていただく。) 魔王デカンダの命令を受けた怪獣タイヤーマが東京を襲ってくる 子供に化けた魔王が車や町を次々に破壊してしまう。 さあ、命光一変身せよ(第一話放映後の予告編より) デカンダの命令を受けたタイヤーマが出現。等身大で戦いサンダーマスクの前に敗退する。 デカンダは作戦を変えて少年のラジコン自動車タイヤーマ号の車輪に魔獣を潜ませる。 ラジコンに夢中の勝也たちは5000円もするタイヤーマ号を自慢する浩少年にあっけにとられる。浩はおもちゃのタイヤーマ号を使い家庭教師の車を破壊する。あやしく光る浩の目。頻発する事故。 光一は矢野警部と共に少年の家を訪れるが母親は笑うだけだった。おもちゃの車輪が怪しく光る。光一はサンダーワン号でパトロール中、ラジコンカーに遭遇し撮影に成功する。 カメラはラジコンカーの車輪が外れ魔獣となり自動車を襲う場面と走り去る少年の姿を捉えていた。 光一は浩を問い詰めるが暴力をふるったことで浩の母親、警部やまゆみにまで非難を浴びる。 果して少年はデカンダの操るロボットだった。頭を開いてオイルを注す浩・・・。デカンダが叫ぶ。「タイヤーマのテストは終わった。『全東京破滅作戦』を開始する!」 浩少年はタイヤーマを操り街を破壊していた。制止する母親をも恫喝する浩。 光一は光線銃で浩を射殺!! 母親は「人殺し!あなたは鬼だ!」と光一を責める。 転がる浩の首! と、本物の浩が現れた。実は光一は学校に監禁されていた本物の浩を見つけ既に保護していたのだった。 「わははは驚いたか人間ども。こんどは俺がタイヤーマを操るぞ」デカンダの命ずるまま暴れる魔獣タイヤーマ。 光一はサンダーマスクに変身しサンダーシュートでタイヤーマを倒す。 全てが終わり矢野警部は光一を疑ったことを反省し詫びるのだった・・。 (以上、エポック社ファミリー紙芝居「サンダーマスク」) TVもこれに準じた内容と思われ予告編ではラジコンのタイヤが光るシーンも確認出来る。 ただ予告では白髪に白髭の老人(高橋幸治?)が子供たちにラジコンをみせるシーンが存在する。おそらくデカンダが変身した姿で魔獣を操る少年を物色していたものと思われる。 (以下ネット経由の未確認情報) ・眼鏡の少年がタイヤーマを操るが途中でロボットにすり替わる。 ・破壊され、残骸が「ママ…」とつぶやく ・「タイヤーマ号」の横に「コンコルン号」も並んでいた! 大回転魔獣 タイヤーマ 身長 50m 体重 2万t 出身 マレー半島のジャングル 特徴・特殊能力 普段はタイヤーマ号というおもちゃの タイヤ。手足を引っ込めて円盤状になり 大回転し疾走および飛行が可能 体内のガスを発火させ火を吐く。 力はブルトーザー150台分。 もうひとりの成田、成田マキホによる特異なデザインが秀逸なサンダーマスクの魔獣。その中でも高い人気と存在感を誇るのがタイヤーマだろう。タイヤというフォルムに目がいきがちだが注目すべきはいかにも怪獣という面構え。デコボコした顔面に大きな目、はどこかゴジラを思わせ異端と正統が同居する面白さがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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