2022/07/20(水)14:08
■【分解・換装】注意!Lenovo ideapad C340 メモリ増設・換装作業をしました。
■【分解・換装】注意!Lenovo ideapad C340 メモリ増設・換装作業をしました。
Lenovo ideapad C340というこの機種は、スペック種類がいろいろとあります。手持ちの機器は、AMD社のRYZEN5というCPUとグラフィックチップが搭載されている機種です。
グラフィックチップがあるので、安い割には性能もそこそこで、コストパフォーマンスが良い機種です。本体メモリも 8GB搭載されており、当時としては、このくらいあれば十分でした。
また、こちらの機種は少し特殊で、8GBの本体メモリのうち 2GB程度がグラフィック機能用途に併用利用されてる機種になっています。
そのため、8GBの本体メモリがあることになっているのですが、実際には 6GBという状態になります。最近ですと、動画編集や画像などメモリ消費が多いものを扱うことも多くなり、また、Windows11への移行を考えています。
しかし、メーカー公式ではメモリ交換や増設ができない機種になっています。とはいえもう、保証期間も切れたことから、内部清掃とともにメモリ増設できるか確認をしてみました。その様子をご紹介します。※分解や改造は自己責任でご判断ください。
まず、裏蓋を空けてみることにしました。10箇所ほどネジで止まっていますので順次、外して行きます。
なお、ネジは星型の特殊ネジになっていました。T5サイズのもので取り外せました。
つぎは、裏蓋をあけていきます。キーボード側の隙間から工具などを隙間へ軽く差し込みいれると、固定ツメがはずしやすいです。
ゆっくりと外周をスライドさせていくと、爪を折らずにすみます。
キズなどにも注意しながら、慎重に実施してください。
外周のツメがはずれたら、蓋があきます。蓋がはずれたら、本体内蔵バッテリーのコードを外します。
中央部分にバッテリー端子がありますのでコードを外します。かなり固いですのでゆっくりとおこないます。特に、静電気や感電に注意してください。
ちなみに、私は、この外す作業時に、つい手先を誤ってしまい工具が触れてしまいました。
瞬時に一瞬、火花が飛びましたので、本当に注意が必要です!作業時にはご注意ください。
無事にはバッテリーコードが外れたら、本体メモリカバーを取り外します。
よく見ると、金属のツメが挟んで、メモリカバーをつかんでいます。ゆっくりと引き上げて行く感じで、カバーは取り外せました。
ここまでくれば、あとは通常のPCと同様ですね。メモリスロットの左右のツメを外すと本体メモリがスロットから取り外せます。
なお、本体に搭載されていたメモリはこちらのものでした。
シールには、4GBと記載があるのですが、ということは、本体マザーボードに4GBが直付けで合計8GBなのでしょうか?詳しいことはわかりませんでしたが、マザーボードを見てみると、オンボードメモリらしきチップはありました。
RAMAXEL PC4-2666 DDR4タイプのノート用メモリでした。
【ポイント2倍】RAMAXEL PC4-21300S (DDR4-2666) 4GB 1Rx16 PC4-2666V-SC0-11 SO-DIMM 260pin ノートパソコン用メモリ 型番:RMSA3270ME86H9F-2666 片面実装 (1Rx16) 動作保証品【中古】
今回、交換したメモリは、こちらのcrucial DDR4の16GBタイプメモリを使いました。
CRUCIAL|クルーシャル 増設メモリ CT16G4SFRA266 [SO-DIMM DDR4 /16GB /1枚]
もとのメモリと同じように、メモリスロットへ挿入してください。方向を間違えないよう注意です。しっかりと挿入されたか確認してください。
メモリカバーを戻せば、メモリ交換部分は完了です。
ちょっと横道それますが、本体搭載の256GBのSSDドライブは、こちらSKhynix社製でした。こちらも交換は簡単そうです。
SP256GBP34A60M28 シリコンパワー SiliconPower M.2 2280 NVMe PCIe 3.0x4 SSD 256GB A60
また、こちらの写真にありますが、こんなところに開封印用シールが破れるようになっていました。
ワイヤレスカードもスロットタイプで交換できそうです。
最後はファンなど、エアダスターで一通り掃除して組戻しをしました。一応、仮組みで電源が入ることを確認してから、全体のネジを締めると良いと思います。
メモリ増設前はこちら
メモリ増設後は、かなり余裕がありますね。これで当分快適です。
作業時間は30分程度でおわりましたので、参考情報になれば幸いです。