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2005.06.28
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カテゴリ:低学年用 絵本
「ふつううに学校にいくふつうの日」コリン・マクノートン文きたむらさとし絵《小峰書店》
ふつうに学校にいくふつうの日、ふつうの男の子は、ふつうの夢からさめて、ふつうのベッドからでて、ふつうのおしっこをして、ふつうに顔をあらって、ふつうの服をきて、ふつうの朝ごはんをたべました。ふつうの男の子はふつうの歯をみがいて、ふつうのママに「いってきます」のキスをして、ふつうの学校にいきました。ところが、その日は ぜんぜんふつうじゃないことがおきたのです・・・・・。ギー先生が、いきおいよく教室にはいってきました。ふつうの男の子は、知らない言葉がつぎつぎうかんできて、どんどんがきつづけます。まるで、頭のなかでダムがこわれて、ことばが洪水になってでてくるみたいで・・・・。すっかり夢中になっていました。そしてそれは、ぜんぜんふつうじゃないことでした。 最後は、「こんや、きみのお話をよむのがたのしみだよ」とギー先生は煙になってきえてしまいました。何物だったのでしょう。とても 余韻の残る終わり方でした。もし、こんな先生が 現れたら・・・。
合わせて 
「てん」ピーター・レノイズ 谷川俊太郎訳《あすなろ書房》を読みました。
「ないた」中川ひろたか作 長新太絵(金の星社)
「やじるし」蓮見絵里子 文 蓮見智幸 写真 かがくのとも2004/11月号





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最終更新日  2005.06.28 15:54:10
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