劇団大阪新撰組☆ガリバーな日常

さて、あと数日で9月公演の稽古が始まります
アラバールの不条理な世界へどっぷり浸かるわけです

芝居を始めて、初めて台本を手にしたのも不条理劇でした
「死んだ子供を探しています」という摩訶不思議なセリフで、当時はしばらく脳内をぐるぐると回っていました
もし実生活でこんなことを呟いたら、きっと距離を取られたでしょう(笑)
そんなセリフが言える不条理劇が大好きです

「黙って会食しましょう」
「人との距離は充分取りましょう」
ひと昔前ならドン引きされていたのかもしれません

待っていても神が来ないのは神がドン引きしてるのかもしれません
少年が毎日「今日はゴドーさんは来られないって」と言いに来るのはただ年寄りをからかっているだけなのかもしれません
そんなモヤモヤした毎日を「どうにもならん」と呟いてるのは、アンタだよとベケットさんは教えてくれます

いや、今回はアラバールさん
一緒にハナを愛でに行きましょうね(^^)

〜「やつらは花に手錠をかけた」稽古開始まであと2日〜

阿矢