医療保険のからくり

2011/02/04(金)11:15

費用対効果で見る 「医療保険の選び方」@オサメソッド

私が医療保険を選ぶ基準にしているのは費用対効果です。 費用対効果とは どこにお金を支払うのが一番メリットになるかです。 そして、 見比べる目線が大きく違います。 医療保険の場合、それぞれの保険会社の保険商品を見比べているので どこにお金を支払うのがという意味が どこの保険会社に支払うのが良いと受け止められると思います。 そうではありません。皆さんは 医療保険を見比べる対象を間違っているのです。 医療保険に入る目的は 国が決めた医療費負担額を補うことですよね。 その医療費負担額を補うためなのに いくらかかるか分かっていない。 ただ何でも良いから保険に入っておけば良い。安心に繋がっているようです。 それで、保険対保険を見比べているのです。 その保険を見比べる価値があるかについては何も考えていないのです。 医療保険を見比べる対象は病院から請求される医療費負担額です。 医療費負担額と保険料を見比べなければなりません。 これが費用対効果の確認方法です。 医療費負担額は1ヶ月単位で上限が決まっているので累計すれば 入院月数ごとに負担する医療費は入院しなくても誰でも分かります。 そして医療保険は入院したときに保障してもらえる日数に限度があります。 1入院60日、120日、730日などのことです この日数を月数に置き換えれば、その保険はいくらの医療費を補うのか分かります。 従って、保険料を支払う総額は 補う医療費負担額よりも多く支払うと損になることが自動的に分かります。 だから、1入院の日数と保険料を確認するだけで その保険に対してその保険料を支払う価値、すなわち費用対効果を判断できます。 医療保険の場合、 保険料が補う医療費になるまでの支払い回数の長さで判断することになります。 従って、保障内容、保障額、保障期間などは 費用対効果の確認後に付随してくるのです。 保障内容、保障額、保障期間、年齢、性別などで保険料は異なりますが 入院したときに保障してもらう1入院の日数が同じだったら 補う医療費も同じです。 従って、保障内容に関係なく保険料が補う医療費負担額になるまでの 支払い回数を確認するだけで、その保険の善し悪しを判断できます。 ポイントは 1入院の日数と保険料を確認するだけで良いのです。 ありすぎてどの保険を選べば良いか分からないことはありません。 簡単です。

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