4085029 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

医療保険のからくり

医療保険のからくり

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

保険の異端児・オサメ

保険の異端児・オサメ

カレンダー

お気に入りブログ

🌷新作「三姉妹 (27)… New! 神風スズキさん

教壇に立った鴎外先生 New! lavien10さん

禁酒を言い渡された… あんずの日記さん

本日のポチッ セリメーヌさん
丸くとも一角あれや… 双葉学習院の村松さん

コメント新着

フリーページ

ニューストピックス

2011/06/16
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類






医療保険の見方

昨日は、保障内容が異なっても、入院したときに保障される日数は同じ1入院60日で説明しました。その結果、1入院で保障される日数が同じだったら補う医療費も同じなので保障が多いほど保険料負担も増えるのでメリットがないこと、されに1入院の日数が短いと補う医療費も高くないので保険料を長く支払うメリットがないことを分かって頂けたと思います。

ようするに保障内容や保障額に惑わされない!
いくらの医療費を補う保障でそのために支払う保険料は補う医療費よりも多く支払うと損になることを忘れないようにして選べば良いのです。


今日は、昨日の選び方からワンステップあげて、保障内容と1入院の日数も異なる保険の見方を教えます。考えの基準は同じです。補う医療費はいくら?かを確認すれば良いだけです。





(A)              
終身保障            
●1日1万円          
●手術保障            
●女性特有病日額5千円       
●先進医療特約        
●ガン診断給付金 100万円

●1入院60日         
35歳女性            
終身払い保険料¥5,426  



(B)
10年定期
●日額2万円
●手術保障
●ガン診断給付金200万円

●1入院120日
50歳、男性
保険料¥12,576



(C)
10年定期
●日額5千円
●手術保障
●ガン診断給付金100万円

1入院730日
40歳女性
保険料¥2,692


(A)の保障は入院を保障される1入院の日数は60日、
従って、60日=2ヶ月の入院を保障される保険になる。
2ヶ月の入院で病院から請求される医療費負担額は18万円が目安。
この保障は18万円の医療費を補うための保障だと分かる。

そこで保障内容は色々異なるが、補う医療費は変わらない。
従って、保険料¥5,426は無理なく支払える額かもしれないが
¥5,426を支払う総額は補う医療費の18万円より多く支払うのであれば
保険に入るまでもなく、2ヶ月の入院をしたときに18万円を支払ったらそれですむ
入院しなければ、その分がまるまる浮くので他のことに使える。

保険料¥5,426を33回支払えば18万円になる。
これ以上の支払いをしてまで保障に賭ける意味はない。

この考えが抜けている。

それなのに、高齢になっても保障してもらえるようにと保険料を支払い続けるのだ。
70歳までに支払う総額は¥2,278,920にもなる。
いくらまでなら良いという考えがなかったら、これだけ支払っても問題だと思わないことが非常に問題なのです。払いすぎ額は200万円以上にもなる。


払えると思って支払う・・・これって何の意味があるのでしょうか?
保険会社はしてやったりです。


******************************************

次に(B)の保障
この保障は1入院120日の保障
120日=4ヶ月の入院保障です。

保障面では
日額2万円を120日以上の入院をした時、保障される額は240万円。

補う医療費は
4ヶ月の入院をしたとき、病院から請求される医療費の目安は30万円。
この保障は30万円の医療費を補う保障だと分かります。

従って、保険料¥12,576を30万円までなら支払っても良いと考えて判断しなければなりません。23回支払えば30万円です。2年も支払う価値がありません。

保険料を10年間で¥1,509,120も支払います。
10年間でこれだけ支払って、最大で240万円の入院保障をしてもらう
さらに保障してもらいたい場合は、支払総額はもっと増えます。

保障に対しての保険料負担でもメリットはありません。
それだったら保険に入らずに入院したときに30万円を支払ったらすむことです。


入院しなければ、30万円は他のことに使えます。
補う医療費が30万円なのに保険会社に30万円も支払うのはもったいないと思いませんか?


反論として、その30万円が今ないから、保険に入るんだと言われるかも知れません。
でも、保険料¥12,576、これを10年間支払うと¥1,509,120にもなります。
23回支払えば、保障してくれる日数と同じ日数の入院をしてもその医療費を支払える分が貯まるのです。今無くても、7回支払えば1ヶ月分の入院費分です。14回支払えば2ヶ月分の入院費が貯まります。21回支払えば、3ヶ月分の入院費が貯まります。そして23回支払えば保障される日数と同じ日数分の入院費を支払えるのです。

それなのに
30万円の医療費を補うために保険料を10年間で150万円も支払う。
120万円も払いすぎです。
120万円あれば、約2年の入院費を支払えます。それなのに、保障してくれるのは4ヶ月です。どう考えても割が合いません。

同じ150万円を支払うのであれば、150万円の医療費を補える保障でなければ支払う意味がないのでは? 150万円の医療費になる入院とは26ヶ月以上の入院です。

従って、1入院800日以上の入院保障になっていることが重要です。
このことから、この保障も入るメリットがないと判断できました。

*****************************************


次に(C)
この保障は1入院730日の入院保障
730日=2年の入院保障です。

保障面では
日額5千円で730日以上の入院した時の保障は365万円

補う医療費は
2年間の入院をしたとき、病院から請求される医療費の目安は132万円
従って、この保障は132万円の医療費を補う保障だと分かります。

2年間の入院を補うために支払う保険料の総額は132万円が限度

保険料¥2,692を10年支払うと¥323,040。


保障額365万円に対して、保険料は10年で32万円ほど
補う医療費132万円に対して負担する保険料は10年で32万円ほど、まだ、100万円は支払う価値があります。


このように確認しますと
Cの保障が一番、加入メリットがあると分かります。


ポイントは、1入院の日数と保険料です。

従って、医療保険を選ぶには1入院の日数と保険料を確認し
いくらの医療費を補う保障かを確認することで判断できます。


現状の保険料では
1入院730日型を選ぶしか入院保障の保険に入るメリットあありません。

だから、1入院730日型の保険で保険料負担が一番安い保険が一番良いということになります。保険はいっぱい有りすぎて何を選べば良いか分からないということではありません。

また、ライフスタイルが違えば必要保障も異なるということでもありません。
それらは保険を知らない保険の営業が保険を知っているつもりで言っていることです。

保険一発比較など、全社登録など、公平を強調している代理店には注意しましょう。
比較して良い結果が得られることではありません。
全社登録されていても、1入院730日型を扱っている保険会社は限られています。
そして、その中で一番安いと思われる保険会社を1社登録していればすむことです。

オススメできる保険は1つで良いのです。

それなのに、公平を強調されるのは、どういう意味があるのでしょうか
一番メリットになる保険を勧めるのは公平ではないでしょうか!




さらに詳しい内容をこちらで確認できます。
宜しくお願い申し上げます。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011/06/16 06:01:40 PM
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


 メリット期間について   だいあじのん さん
いつも勉強させてもらっています。ありがとうございます。

また質問させてください。

オサメさんの別のサイトで関連データ集がありますがその中でメリット期間を30歳男性
1入院60日 入院日額5000円 保険料2000円
300,000÷2000円(150回12年5カ月)メリット期間は43歳までと記載してあるのですが、最近のコメントでは60日にかかる医療費の目安は18万円なので180,000÷2000=90回で7年5カ月までしかメリットがないと書かれていますよね。

分子にくるのはもらえる保険金額なのか医療費の目安なのかどちらで考えたらよいのでしょうか?

掛けた金額が最大もらえる保険金額の範囲内であれば良しということでしょうか?


  (2011/06/16 09:13:11 PM)

 Re:メリット期間について(06/16)   保険の異端児・オサメ さん
だいあじのんさん
>いつも勉強させてもらっています。ありがとうございます。

>また質問させてください。

>オサメさんの別のサイトで関連データ集がありますがその中でメリット期間を30歳男性
>1入院60日 入院日額5000円 保険料2000円
>300,000÷2000円(150回12年5カ月)メリット期間は43歳までと記載してあるのですが、最近のコメントでは60日にかかる医療費の目安は18万円なので180,000÷2000=90回で7年5カ月までしかメリットがないと書かれていますよね。

すみません。間違って記入したようです。どこですか?訂正します。60日だったら18万円ですよね。

>分子にくるのはもらえる保険金額なのか医療費の目安なのかどちらで考えたらよいのでしょうか?
医療費負担額です。何故なら、保険は国が決めた医療費負担額を補うために入るのが目的の保険だからです。その補う医療費負担額より多く保険料を支払うのであれば保険になりません。ほとんど外れのギャンブルです。

>掛けた金額が最大もらえる保険金額の範囲内であれば良しということでしょうか?

上記の通り、補う医療費より多く払うのであれば保険はいらないでしょう。保障はその負担限度になるまでの支払っている期間内にしてもらえる入院になることに賭けて保険に入るのです。


> 
-----
(2011/06/16 09:29:15 PM)

 メリット期間   だいあじのん さん
>すみません。間違って記入したようです。どこですか?訂正します。60日だったら18万円ですよね。

http://www.osame.jp/pages/data/index.html#01

このページの「終身保障!でも一生メリットのある保険はない」
といところです。少しデータも古いようなのであまりメインではないのでしょうか?

本を読み返してみたとこでした、やはり医療費負担額が基準ですよね。

ありがとうございます。

私の会社の入院保険では365日が最大日数なので10年更新で1入院5,000円で365日をオサメソッドを伝えながら先ず提案しているのですが、だいたい20~30年ぐらいでメリット期間を超えてしまいます。そこで「60~70歳でもうやめてしまっていいと思います、まして20年先の医療の実情も変わっているでしょうから」と言っています。

妥当だといえるでしょうか? (2011/06/16 10:39:59 PM)

 Re:メリット期間(06/16)   保険の異端児・オサメ さん
だいあじのんさん
>>すみません。間違って記入したようです。どこですか?訂正します。60日だったら18万円ですよね。
>>
>http://www.osame.jp/pages/data/index.html#01
ホームページですね。
丁度、今バージョンアップ中で早ければ明日にでも更新されたものがアップできると思います。また、新しいバージョン見て下さいね



>このページの「終身保障!でも一生メリットのある保険はない」
>といところです。少しデータも古いようなのであまりメインではないのでしょうか?

>本を読み返してみたとこでした、やはり医療費負担額が基準ですよね。

そうです。医療費負担額を補う、この負担額が払えなくなったら困るから保険を勧めているのですから、本当はこの負担額を補える保障で保険料負担は補う医療費の2~3割程度に抑えないと保険になりませんよね。もしくはその逆で、保障をいっぱいしてもらいたいと思った場合は保険料負担は補う医療費を超えない範囲の負担であることが保険に入る定義です。

>ありがとうございます。

>私の会社の入院保険では365日が最大日数なので10年更新で1入院5,000円で365日をオサメソッドを伝えながら先ず提案しているのですが、だいたい20~30年ぐらいでメリット期間を超えてしまいます。そこで「60~70歳でもうやめてしまっていいと思います、まして20年先の医療の実情も変わっているでしょうから」と言っています。

>妥当だといえるでしょうか?
-----
(2011/06/16 10:51:23 PM)


© Rakuten Group, Inc.