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2011/06/21
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私が、医療保険で1入院730日型をオススメする基準は保険料です。

現状の医療保険全般の保険料では、
1入院730日型の保障を選ぶしか選択肢はないのです。

そして、私がオススメしている保険はその中でも
保険料負担が一番お得になるのです。

1入院730日型に決まるまでのプロセスがあります。


(1)
多くの方が勧める1入院60日型、日額1万円で保険料比較する


例えば、終身保障、日額1万円、手術保障、1入院60日、
35歳男性、保険料は60歳払い済み

A社の保険料¥5,950
O社の保険料¥5,884
X社の保険料¥5,740

 

これらの短期入院保障型に加入するメリットは一切ありません



これらの保険より、優れている保険を探せば良いのです。


******************************

(2)
保険料を揃えて(1入院60日型、日額1万円、終身保障の保険料)
それぞれの1入院の日数と日額を確認します。

35歳、男性、終身保障、60歳払い済み
●X社、
●1入院 60日型、日額1万円、保険料¥5,740
●1入院120日型、日額9千円、保険料¥6,129
●1入院365日型、日額7千円、保険料¥5,642
●1入院730日型、日額7千円 保険料¥5,971

上記の保障であれば、どの保障を選んでも保険料負担はほぼ同じです。

相違点は1入院の日数と日額保障です。


そこで、短期入院での保障額例をシミュレーションすると
●10日入院した時
日額1万円の保障は10万円、
日額9千円の保障は 9万円
日額7千円の保障は 7万円
最大差額は3万円

●30日入院したとき
日額1万円の保障は30万円
日額9千円の保障は27万円
日額7千円の保障は21万円
最大差額は9万円

●1ヶ月に負担する医療費の目安は69歳以下の方であれば9万円
日額7千円あれば1ヶ月の医療費負担額9万円を十分に補えるので困りません。


次に予期しない治せない病気で長期入院になった場合
最大で保障されるのは
日額1万円×60日=60万円
日額9千円×120日=108万円
日額7千円×365日=255.5万円
日額7千円×730日=511万円

保障の最大差額は451万円


保険料はどの保障を選んでもほぼ同じです。
従って、これらの保障の中では日額7千円、1入院730日を選べば
短期入院でも予期しない長期入院でも医療費負担に困らないと思われます。


ここまでは、どの保障を選んでも保険料負担が変わらなければどの保障を選ぶ?かについての説明でした。


さらに、保障される日数によって保険料を支払う限度があります。
その限度になるまで何回支払う価値があるかを確認しなければなりません。

何故なら、保険とは少しの負担で大きな保障が基本です。
さらに、入院保障は補う医療費が事前に分かっています。
その補う医療費よりも保険料負担が多くなるのであれば
保険と言うよりも、保険会社に寄付しているようなことになり
保険に入る意味がなくなるからです。


●1入院60日の保障とは2ヶ月の入院保障
2ヶ月入院したとき、病院に支払う医療費の目安は18万円。

同じ2ヶ月が共通ですから
保険に入らなくても病院に支払う医療費が18万円と分かっているので
保険に入る場合、補う18万円よりもはるかに負担が少なくなければ保険になりません。
従って、保険料¥5,740は最大18万円より多く支払うのであれば保険にならないことになります。
18万円÷¥5,740=31回=2.6年しか支払う価値がない保険だと判断できます。
35歳加入して37.6歳までしか保険料を支払うメリットがないのです。


終身保障してくれるのは良いが、その為に負担する保険料が見合わないと判断できます。


仮に、終身保障してもらうためには保険料支払い総額では¥1,722,000になります。
しかし、この保険は18万円の医療費負担額を補う保障なので保険料の払いすぎは¥1,542,000にもなります。


これだけ、預貯金しておけば、69歳までの入院であれば約26ヶ月分の入院費に相当します。それなのに保障は60日=2ヶ月です。どう考えても、この保障に入ると大損と思われます。


●1入院120日の保障とは4ヶ月の入院保障
4ヶ月入院したとき、病院に支払う医療費の目安は30万円。

同じ4ヶ月が共通ですから
保険に入らなくても病院に支払う医療費が30万円と分かっているので
保険に入る場合、補う30万円よりもはるかに負担が少なくなければ保険になりません。
従って、保険料¥6,129は最大30万円より多く支払うのであれば保険にならないことになります。
30万円÷¥6,129=48回=4.0年しか支払う価値がない保険だと判断できます。
35歳加入して39歳までしか保険料を支払うメリットがないのです。


終身保障してくれるのは良いが、その為に負担する保険料が見合わないと判断できます。


仮に、終身保障してもらうためには保険料支払い総額では¥1,838,700になります。
しかし、この保険は30万円の医療費負担額を補う保障なので保険料の払いすぎは¥1,538,700にもなります。


これだけ、預貯金しておけば、69歳までの入院であれば約26ヶ月分の入院費に相当します。それなのに保障は120日=4ヶ月です。どう考えても、この保障に入ると大損と思われます。


●1入院365日の保障とは1ヶ月の入院保障
1年入院したとき、病院に支払う医療費の目安は66万円。

同じ1年が共通ですから
保険に入らなくても病院に支払う医療費が66万円と分かっているので
保険に入る場合、補う66万円よりもはるかに負担が少なくなければ保険になりません。
従って、保険料¥5,642は最大66万円より多く支払うのであれば保険にならないことになります。
66万円÷¥5,642=116回=9.7年しか支払う価値がない保険だと判断できます。
35歳加入して44.7歳までしか保険料を支払うメリットがないのです。


終身保障してくれるのは良いが、その為に負担する保険料が見合わないと判断できます。


仮に、終身保障してもらうためには保険料支払い総額では¥1,692,600になります。
しかし、この保険は66万円の医療費負担額を補う保障なので保険料の払いすぎは¥1,032,600にもなります。


これだけ、預貯金しておけば、69歳までの入院であれば約29ヶ月分の入院費に相当します。それなのに保障は365日=1年です。どう考えても、この保障に入ると大損と思われます。




●1入院730日の保障は2年間の入院保障です。2年間の入院で病院に支払う医療費負担額の総額は約132万円です。従って、この保障では保険料の支払い総額は132万円までは仕方ないと判断できます。
132万円÷¥5,971=221回=18.4年です。
35歳加入で53.4歳までは保険料を支払う価値があります

しかし、いずれの保障も一生涯の保障を希望しても保険料が見合いません。


この章では、
1入院730日型、日額7千円の保障が一番メリットになることが分かりました。

**********************************
(3)
そこで、次に同じ1入院730日型、日額7千円で
終身保障型と10年定期型で自動更新するタイプと見比べます。

■終身保障型
日額7千円、手術保障、1入院730日、60歳払済保険料¥5,740

■10年定期型
日額7千円、手術保障、1入院730日、保険料支払期間:10年
35歳保険料¥1,995 10年累計¥239,400
45歳保険料¥3,248 20年累計¥629,160
55歳保険料¥5,152 30年累計¥1,247,400
65歳保険料¥8,064 9回で総額132万円になります。


どちらの保障も保険料を支払う限度は補う医療費の132万円まで。
従って、保険料が132万円になるまでの支払い回数が長くなる払方がお得です。


■終身保障型
132万円÷¥5,740=229回=19.1年=54.1歳まで

■10年定期型
132万円=369回=30年9ヶ月=65.9歳まで


この章では
保険料を見比べると
10年定期型で自動更新する払方のほうがはるかにメリットになることが分かります。


******************************
(4章)保障は増やすと損。だから医療費を補える最低限度まで下げる

そして、最後に医療保険は保障を増やすと保険料負担が増えるので、自分が保険会社になるということです。従って、保険料は1ヶ月の医療費を補える日額保障まで下げたほうが良いことになります。何故なら、保障額に関係なく補う医療費は同じなので保険料負担は少なく支払ったほうが保険になるからです。

そこで、今度は日額7千円、1入院730日、手術保障、10年定期型から
日額5千円に下げて保険料負担を少なくします。

日額7千円、手術保障、1入院730日、10年自動更新
  ↓     ↓      ↓       ↓
日額5千円、手術保障、1入院730日、10年自動更新

      日額7千円   日額5千円
35歳保険料¥1,995  ¥1,425 10年累計¥171,000
45歳保険料¥3,248  ¥2,320 20年累計¥449,400
55歳保険料¥5,152  ¥3,680 30年累計¥891,000
65歳保険料¥8,064  ¥5,760 74回で132万円

日額5千円で、1ヶ月に負担する医療費9万円を十分に補えることから
保険料総額で132万円になるまでの支払い回数は369回=65.9歳から434回=36.2年=71.2歳までメリット期間が伸びます。


従って、医療保険に入って入院費を補うのに困らない保障で保険料負担を一番少なく支払って保障してもらう期間が長くなる、最高にメリットになる保険は
X社の日額5千円、手術保障、1入院730日、10年定期型になってしまいます。

*******************************


保障を増やすと、自分が保険会社になるという意味
日額5千円の保障で良いのにもっと保障をほしいと思って日額を倍の1万円にすると
保険料も倍になります。
保険料が¥1,425から¥2,850になります。

1年経過後では
日額5千円の保険料累計は¥17,100
日額1万円の保険料累計は¥34,200
差額は¥17,100

日額を5千円多く保障してもらうために保険料を1年で¥17,100多く支払います。
その分を保障で取り戻すには4日以上の入院をしなければなりません。

2年経過後では、その倍の8日以上の入院をしなければなりません。
3年経過後では、その3倍の12日以上の入院をしなければなりません。

このように支払い期間が多くなるほど、多く入院しなければ保障を多くした意味がないのです。だから、自分が保険会社になるということです。

このように、あらゆる角度から見比べた結果です。


医療保険に入るのであれば
全ての方が同じ内容です。

日額5千円、手術保障、1入院730日、10年定期型に限られます



現状の保険料では、自分好みに合う保障なんて選べないのです。

これが現実です。

※これは入院時の保障を補う内容なので、ガンの通院治療費に対処できるガン診断給付金100万円をこの保障に特約で付加されると良いでしょう。
その場合、保険料負担が増えるので、メリットになる支払い回数は短くなります。









最終更新日  2011/06/25 12:06:11 AM
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 質問させて下さい   みきのり さん

いつも参考にさせていただいてきます。2点教えて下さい。

1.) 以前ブログで、全入院患者数に関して
>一番多い傷病は精神行動障害で301,400人。入院割合は21.64%です。
>2番目に多い傷病は循環器系で280,300人。入院割合は20.13%です
>この2つの傷病だけで入院患者全体の4割強を占めます。
と書かれていました。
この2つの疾病で医療費が嵩み、入院・治療が長期になる(=医療保険のありがた味が分かる)ポピュラーで具体的なケースを教えて下さい。
最近身の回りで医療費と治療期間が膨らんだのが癌のケースしかないので、癌以外で医療保険が重要だと思った経験が結婚して以降、つまり医療保険のことを真面目に考えて以降まだありません。
よって上記の2つの疾病イメージが沸きにくいのです。分かりやすく教えていただけると助かります。
アルツハイマー病?あるいは脳梗塞→痴呆とかでしょうか?
最近はどこも入院日数が短縮されていますが、精神科や循環器科では治療入院が長期続く場合が多いのでしょうか。転院を繰り返すということでしょうか?
また、検査入院やリハビリや介護目的の、治療以外の入院では医療保険は下りないのですよね。下りる場合もあるのですか?アルツハイマー病や痴呆は投薬をしていれば治療入院になるということですか?

2)あと、高額療養制度に関して。
科が違っても、外来・入院とそれぞれ費用がかかっても、ひと月内の上限は変わらないのでしょうか。
たとえば69歳以下一般世帯で。癌治療期間中に事故に合い骨折。
癌のため放射線科で外来+骨折のため外科で入院+外科で外来。3種の治療を受けても上限は8万円ですか? (2011/06/22 05:51:36 PM)

 Re:質問させて下さい(06/21)   保険の異端児・オサメ さん
みきのりさん
>1.) 以前ブログで、全入院患者数に関して
>>一番多い傷病は精神行動障害で301,400人。入院割合は21.64%です。
>>2番目に多い傷病は循環器系で280,300人。入院割合は20.13%です
>この2つの疾病で医療費が嵩み、入院・治療が長期になるポピュラーで具体的なケースを教えて下さい。

経験がないから分からない。その通りです。
回答として少し不満になるか分かりませんが、具体例で考えるよりも、長期入院になるのは、病名に関係なく現代の医療では治せない状態になったときです。そして、病気の進行が早くない場合(慢性疾患など)に多いということです。そんな病気の多くは死ぬ前の病気です。だから、経験がないのです。また、伝え聞けないのです。ガン以外では、脳血管疾患、結核、重い精神疾患、心臓疾患、難病、ガンなどそのほかにもいっぱいあります。患者調査(厚労省)を確認すれば、退院患者の内訳、(完治、治癒、悪化、死亡など)で次ぎの病院に転院、再入院されている患者の割合は入院患者の25%~30%いること。その患者の割合に該当するかどうかです。
しかし、医療保険においては、そのような情報から保障を考える必要は一切ありません。何故なら、現状の保険料では1入院730日を選ばなければ損するからです。また、困る入院とはそんな長期入院ですから、目的に合致します。6月16日の日記に入院患者のデータにリンクしてあります。

治らない病気、治せない病状になると、治っていなくても3ヶ月以内に退院を強要させらます。そんな時は何度も繰り返し入院になります。

保障は治療を目的とした入院であれば保障されます。
痴呆などの場合は、病院施設ではない場合がほとんどです。だから、医師が常駐していて治療のための入院は保障、そうでない場合は対象外です。
文字数で分割します (2011/06/22 06:37:54 PM)

 Re:質問させて下さい(06/21)   保険の異端児・オサメ さん
みきのりさん
>2)あと、高額療養制度に関して。
>科が違っても、外来・入院とそれぞれ費用がかかっても、ひと月内の上限は変わらないのでしょうか。
>たとえば69歳以下一般世帯で。癌治療期間中に事故に合い骨折。
>癌のため放射線科で外来+骨折のため外科で入院+外科で外来。3種の治療を受けても上限は8万円ですか?
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詳しくは社会保険庁のHPで高額療養費助成制度の詳細説明があります。
入院治療の場合は、まとめて請求されること、基本的に1つの病院になるので、限度額認定書を事前に提出しておくと負担額は予め決められた限度。但し、月の途中で他の病院に転院した場合、それぞれの病院で1ヶ月に負担する限度額まで請求されます。その時は2つの病院の支払いを合算すると払いすぎになるので、後で、払い戻し請求すれば、限度額を超えた分の払い戻しが受けられます。
通院の場合、病院1ヶ所だけとは限らないことから、窓口負担は1割~3割。同一月に同一世帯で¥21,000を越えたものが2件以上生じたときは合算して自己負担限度額を超えた金額を払い戻してくれます。また、同一人物が同一月に2つ以上の医療機関にかかり、それぞれが¥21,000以上になった場合も同じです。だから、通院のこつは、毎月定期的にいかないで各月に行く。行き方は月初と月末に行って医療費を集めるのです。 (2011/06/22 08:03:05 PM)


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