最近の流れと音楽の徒然草
2月、最近まで冬のピークに達してたように、氷点下の気候が続いてたNY。雪もよく降ってたので、積もった後の早朝なんかはウォーキングには出かけられずじまいだったから、とにかく家で創作活動をし続けた。うちの窓から木を見ると、枝に霜ができていた。樹氷とか樹霜って言うんだろうか?雪が木の枝に付着した後、気温がさらに下がって凍ったみたい。うちに居ながら、四季の風情を堪能するも、またいとおかし。。。一方うちの胡蝶蘭はまだ元気。11輪咲いてた花たちは、今6つになったけど。1輪づつゆっくりと花たちは有終の美を飾って朽ちていく姿もいとみやび。この花のエッセンスにいつも癒されてる。蘭の花っていわゆる液体の市販エッセンスでもいろいろあるけど、やっぱり宇宙的だったり高次元的な波動があると思う。日本行きを決めてからのこと、うちのアパートにサブレットしてくれる人がまだ見つかってないので、ここがまだ動きがとれない感じがある。今お一人様検討してる人はいるのだけどね。 今返事待ち。もしいい人が見つからなかったら、うちのアパートを引き払う覚悟もありかなー。なんか自分の内にあるスピリットの声も、上からもゴーサインを感じてて、自分のマインドだけで行かねばって思ってる感じではないんだよね。だから必要なことが必要なタイミングで起こることを信頼するしかないなと思ってる。4月には日本で桜達のエネルギー浴びてスタートを切りたいしね。だから今月はギターの練習にめっちゃ気合が入った。日本でどれだけ演奏できるのかわからないけど、いつでも本番に備えれるように、いい状態を作っておきたいなって思うし、情熱もそれに伴って増してきてた。2月の大きな出来事と言ったら、ミュージシャンとしてはやっぱりジャズピアニストの巨匠チックコリアが他界した事ですね。チックはキースとハービーハンコックと並んで60年代以降のコンテンポラリージャズ、フリージャズ、フュージョンなどのスタイルを確立してきた3大ピアニストの一人。おやじもよく聴いてたし、おれも80年代にチックはよく聴いてた。チックが亡くなったのは今月2月9日だったらしいんだけど、ずっとチックの音楽も聴いてなかったし、ジャズ自体もめったに聴いてなかったんだけど、少し前にブルースを弾こうって思い立った時オーネットコールマンのブルースが聴きたくなって、ユーチューブでオーネットを漁ってたら1970年にチックコリアがオーネットの曲をやってるバージョンが出てきたので、それを聴いてやっぱりチックのフュージョンやる前のピアノはスゲーなーって感動してた。チックで一番好きだったのは、ドラムのロイ・ヘインズとベースのミロスラフ・ヴィトウスとのトリオだったなー。アルバムでいうと、、Now He Sings, Now He Sobsトリオミュージック昼も夜も(邦題)なんかはよく聴いてたなー。おれが音楽に傾倒するようになった80年代にチックはエレクトリックバンドをやってて、2、3回ライブを観たことあったかな。ギターのフランク・ギャンバレのバカテクが聴きたくってよく聴いてたな。でも音楽的にはそこまで好みじゃなかった。バカテク集団だったけど。デイブウェックルのドラムもベースのジョン・パティトゥチもバカテクだったけど、なーんか魅力を感じなかったんだよねー。もちろん個人的な感覚なので人それぞれ意見があると思うけど。ドラムマシーンとか、なんかマシーンを聴いてるような感覚がそう感じられたんかなと思う。チックが亡くなる前にふと思ったのは、彼のフュージョンバンドでリターン・トゥ・フォーエバーってバンドがあるんだけど、その名前がすごいなーって感じてた。Return To Forever 永遠に回帰する。そんな意味合いがあるとても美しい言葉だと思う。とても宇宙的なスピリチュアルな意味が込められていて、今の時代よくスピ系の人たちがアセンションとかって言ってるけどそれは永遠に回帰するって事だよねーって思ってたから、チックはもうすでに70年くらいからその叡智を受け取っていたんだなーって彼の音楽的業績だけでなくいろんな影響力をおよぼした偉大な人だなーって敬意を表す気持ちになる。そのリターン・トゥ・フォーエバーで有名な曲の中に「スペイン」ていうのがあるんだけど、久々にこの曲やってみようって思って、ソロをゴリゴリに演奏してたら、かつてスペインを旅した時のグラナダなんかのあるアンダルシアへの思いが出てきて、胸が熱くなったなー。おれの Spanish Heartいつか録画してユーチューブにアップできたらいいなって思ってます。ともあれ、この場をお借りして偉大な天才ピアニストであり作曲家、バンドリーダー、クリエーターとしてこの世で愛と情熱の火を燃やし続けたチックコリアの魂に感謝と敬意、愛のエネルギーを送ります。ありがとう、チック。本当に永遠に戻っていったね🌈Rest In Peace✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨さて話は自分の音楽活動にうつります。今二つのプロジェクトを同時にもやってて、一つは前話したシンガーソングライターのヒデさんとのコラボ。ヒデさん、今週は仕事を休んでおれとの共作のために時間を費やしてて、ほぼ毎日うちで一緒に音を合わせたり、録音したりしてる。考えてみれば、おれ男性ヴォーカルと一緒にやるのは初めてだったなって思ったら興味深いなー。ずっと女性ヴォーカルしか一緒にやった事なかったなーって、それもまたおもしろいけど、男性ヴォーカルとやるのはまた楽しい。おれがロックばかり聴いてた時はやっぱりレッド・ツェッペリンみたいにジミー・ペイジとロバート・プラントのギターとヴォーカルのコラボで育ってきたから、自分がそんなロックに夢中になってた頃の情熱が蘇ってくる思いがする。先日たまには一緒に飲もうよって言って、うちで録音終わった後でキッチンで食事を支度してたら、ヒデさんがおれのギター弾きながら歌ってくれてたの聴いて、生演奏っていいなー、感動してた。料理しながら音楽はよく聴いてるんだけど、人から生演奏してもらいながら料理するのは初めてだなーって聴きながら思った。その後でワインとそのあてをつまみながらいろんな事話して、あっという間の時間が過ぎていった。ヒデさんもおれのソウルメイトの一人になった。一緒に音楽を共有してくれる人。共通のスピリットを感じる人。それがソウルメイトの証し。✨✨✨そしてもう一つのプロジェクトは、日本にいるおれの親友いづみちゃんとのコラボ。最近いづみちゃんは結婚したんだけど、合コンで出会った人らしく、それまで合コンに懐疑的だった彼女は、歌で音楽活動やってたんだけど、フッと結婚しようって思い立って、合コンに行きついたらしい。それを何回かやって最後に出会ったのが今の結婚相手だと言ってて、その出会いがとても良かったので、それまでの合コンのイメージが壊れて、いいまではパートナー欲しい人は合コンおすすめですよ〜って言うようになったって言ってた😆そんないづみちゃんはむかーし親父のヴォーカルレッスンの生徒で2004年におれの地元福岡県からNYにヴォーカル修行に3ヶ月間、滞在した時にはじめて出会って、すぐに意気投合し、彼女の歌と合わせて共演してみたらすごくお互いの気が合って、それで一緒にレコーディングしようってなって、彼女がNYに滞在してる期間にアルバム制作をしたのが最初の出会いだった。それで今年の初め久々に連絡とってスカイプで話してる流れで一緒に音楽しようって事で、とりあえず遠隔でデータを送りあって、二人の共演作品を作成し始めました。きっと彼女とは4月以降、日本に帰った時に一緒に共演すると思うのでそのためにもレパートリーを集めて準備しておきたいですね✨という事で、今日紹介する音源はいづみちゃんと最初にコラボしたアルバム『It's Very Clear...』 からオリジナル曲No Cureこの曲はおそらくおれがバークリーにいた頃に作った曲だったと思う。だから’95年くらいだろうね。そのインストルメンタルの曲にいづみちゃんが2004年にNYに来た時歌詞を加えてくれました。歌詞の概要としては、人生色々大変な事、辛い事、悩む事あるけれど、雨が上がった後は、水たまりが太陽で光輝き、鳥はさえずってるよ、、そんな素朴な癒しのメッセージです。先日彼女にこの曲をどっかラジオ局なんかに応募するから歌詞を教えてって頼んでたんだけど、それを送ってきた時のこと、、、彼女いわく、久々にこの曲を聴いてて『懐かしくて涙が出そうになりました。この二曲、ほんといい!!!』って感動の声を上げてくれました。うん、あのアルバムは名作でしたね。音楽のソウルメイトと創作する作品にはマジックがあるんだよね。おれは音楽から生まれるマジックがハプニングすることが音楽やってて一番ワクワクすることだと思う。それが魂の喜び🌈✨それではCheck This Out!!最後にもう一つ。最近日本に向けて活動するために、音源を募集してるラジオ局に自分の楽曲を送ってたりしてるのだけど、大阪のラジオ局から連絡があって、そこでもうすぐ放送中におれの曲を流してくれる事になりました。どうやら24時から1時間の深夜番組らしいのですが、もしチャンスがあったら是非聴いてみてください。下に概要を貼っておきます。****放送日 : 2021年3月1日(月)~3月5日(金)24:00-25:00放送局 : YES-fm(78.1MHz) 番組名 : 24wagon→インディーズからメジャーまで、毎週イチ推しの楽曲を放送している番組。(毎週月曜更新) 番組ホームページ また、FMだけでなくインターネットラジオでも聞けます。 ※エフエムプラプラというアプリを推奨しております。