上司が変わった
サラリ-マンである限り、異動は付きモノである。特に3月4月は異動のシ-ズンでもあり、新入社員が入社するいわば始まりの季節である。何故だか分からないが無性にワクワクするものだ。きっと春のせいだろう。私も入社して3月でカレコレ丸10年になる。その間に細かい異動も含め、関東と関西を2往復している。いつの間にか今の支社では一番の古株になってしまった。。。さておき、3月に入り自分の上司が変わった。今までの上司は本社に異動となり、東京から新しい上司が来た。ここ2日間は引継ぎで、新旧上司がアチコチ出歩いていたので、バタバタしていた。本日から本格的に新体制となった。思えば旧上司との付き合いは長い。もとMRだけあり物腰が非常に柔らかく話し方も優しい。医薬に関する知識も豊富で、聖書が好きなので、よくイエスの例え話を聞かされたっけ。。。自分が東京にいた時も仕事を一緒にしていたので、困った時、特に自分の身体の調子が悪いときなどは、しょちゅう良いDRを紹介してくれたりもした。とても面倒見の良い方でした。ただ、上司らしからぬところもあり、普通私みたいなペーペーに言う必要のない人事的な情報や、秘密などをこっそり教えてくれたりもした。とてもおしゃべりなオバチャン的一面もある。私が大阪に着任する5ヶ月ほど前から大阪に単身赴任で来てたのだが、今回やっとご家族の元に帰れたので、本人は異動が決まってからは、とっても嬉しそうだった。ホントよく会社のヤロウばかりのクサそうな独身寮で1年半もガマンしたものだ。今思うととても仕事がやり易かった上司だったので、少し寂しく思う。しかし、晴れて大好きな家族と一緒に過ごせる様になって心から良かったですねって言いたいです。ホントお世話になりました。一方新しい上司、と言っても随分前から良く知っているのだが、この方も元MRだ。しかしだいぶん旧上司とはタイプが違う。ヒトコトで言うと、一匹オオカミタイプ。超マイペ-ス&兄貴肌って感じだ。東京にいた時も一緒に仕事をした仲なので、仕事の進め方や特徴は大体分かっている。まさかこの人が上司になるとは正直思っていなかったが…。同じくこの方も単身赴任になる。さぞあの歳(50歳)になってからの単身と言うものはキツイであろう。お子さんの事もあるし、一家の主として家庭の事も気になるところでしょう。ま、あまり勝手な心配しても仕方ないが、本人は一つの支社を任される立場になった事で、かなり気合が入っている模様。東京で一緒に仕事をしてた時の印象とは違い、色んな事を聞き分ける耳を持っている印象を受けた。この際、旧上司ができなかった事を割り切ってバンバン相談しようかと後輩と一緒にもくろんでいる。とにかく今の部署に沢山ある課題を良く話し合って解決して行こうと思う。まあ大したオチはないが、今度は誰が異動するかが読めない会社なので、自分もずっとココにはおれまいと危機感を覚えてしまった。人事異動に逆らえないサラリ-マンの悲しい性です。 以上!