2008/10/01(水)16:58
少女の瞳
雨ですねぇ。
外に出てぶらぶら歩きたい日に限って雨が降る。
そう思ったときに晴れた日もあるんだろうけど、
そういう日は欲求が満たされているので記憶にはない。
勝手なものです。
いい天気の中を、らんらんと歩いていって、
あの桜並木のとこのベンチに座って本が読みたいと思う。
ああ、空がきれいだなぁなんて時々空を見上げたりする。
素敵なおにーさんが犬を連れて散歩している。
それを見て素敵だと思う。
でも、平日の昼間に。。。。と思う。
それでも男前は何しても許されるのだと思う。
この前、悩める若人(も、いた)のために先生が立ち上がってくれまして
業者さんとの飲み会があったけど。。。
たくさん食べました。
先生もう少し。。。。
鱧はおいしかった。
関西に来て初めて食べた。
そんな思い出に浸る前に
私にはやらなければいけないレポートが2つ、
それとやたらめんどくさい発表の資料作りが残っている。
そんなものが居座っているこの部屋から出て行きたい。
男前の歩くところを見たい。
そして一緒にかにが食べたい。
まだ早いか。
ならば、鍋でもつつこうではないか。
こんなところにいてたまるか。
でも、外は雨。
傘さしてるときれいに見えるかしら?
いや、顔なんて見ないさ。
それは私も同じ。
男前の顔も見れないのね。
つまんない。
これじゃ、入院中のおばあさまたちと一緒じゃない。
「なんだ、今日はおにーちゃんはいないのかい」
「おにーちゃんが待っててっていったから来るまで待つ」
うちの男性ナースはさわやかです。
彼のいるところではおばあさまの目は少女のように輝いています。
うらやましい。
もうひとり、うちの病院では男前の部類に入る先生がやってきました。
若い、しかもまあまあ男前なのでみんな喜んでいます。
私生活はおいといて、いいひとです。
彼もおばあさまたちに愛されています。
先生が部屋に入ると、
「テレビもう少しこっち向けて」
「お茶なくなった。いれてきて。」
「私はもうベッドにもどりたい」
こんな感じです。
「僕が先生だってわかってくれていますかねぇ。。」
さわやかって大事。
あ、そういえば、この間チームナーシング研究会に行った。
ほんでそこで学校の先生と会う。
先生は1年生のときの担任で次の年には病院へ異動になった。
「先生お久しぶりです」
「誰だったっけ」
んー。
5年ぶりだもんね。。。
でも、ちょっとさびしかったわ。
いや、結構さびしかった。
だって、その後の発表ぜんぜん聞いてなかったもん。
で、なんだったっけ。
私は元気です。