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走る物流マンの給水所

走る物流マンの給水所

第13回奥武蔵ウルトラマラソン(2006.8.6)

第13回奥武蔵ウルトラマラソン大会レポート   2006.08.06

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10km毎のラップ
10km  1.02.54 / 1.02.54  6.11/km
20km  1.14.18 / 2.17.13  7.15/km
30km  1.20.06 / 3.37.19  8.03/km
40km  1.31.44 / 5.09.03  9.18/km
50km  1.21.11 / 6.30.15  8.19/km
60km  1.13.40 / 7.43.55  7.30/km
70km  1.27.03 / 9.10.59  8.53/km
goal    30.20 / 9.41.19  6.21/km

【前日からレースは始まっている!】
夜の9時に自宅で布団に入ったが、いつものウルトラ不眠症?のため、まんじりともできず、当日は3時半に志木駅前のホテルに集合するまでに3時間寝られたか?といった状態。遅寝早起きの習慣は急には変えられない事をいつも実感しながらも、結果的に睡眠不足の状態でレースに出る事になってしまった。

【スタートまで】
志木駅を3時半に出発、ZZZくんとkuriさんと一緒に会場へと向かう。関越高速も空いていて、1時間で着いてしまった。私の家は都心より奥武蔵のほうが近いと言うことを改めて実感した。田舎なんだね(涙)早めの到着が出来たので、余裕でスタートの準備が出来た。
barmyさんともお会いできたが、私の師匠、ヒライ@NYさんが見あたらない!はるばる海を越えアメリカのNYから参加してくれたからには何としてもお会いしたい。受付で確認したら間違いなく受付はされているとのこと。スタート5分前にようやくお目にかかれた。トイレ渋滞にはまっていたとか。でもホッとした。

【序盤】
6時にスタート。東の空には真っ赤な太陽が顔を出し、今日も暑くなる予感がした。
ヒライ@NYさんは前の方からスタートし、kuriさんもスタート直後から意欲的に前へと進んでいき、ZZZくんとbarmyさんと3人で走る。市内を抜けてまず最初の山岳コースに入る。このコースは試走時には走っていないので未知の世界。barmyさんはすうっと前方に抜け出し、ZZZくんと2人で進む。上りでは歩き、無理はしない。最初の10kmのタイムは62分、ちょっと早いかも?

【鎌北湖】
試走の時にはこの先は走っているので、安心感がある。
鎌北湖まで登ってエイドでコーラやポカリ、フルーツなどを頂く。その後コースは全区間で最も険しい心臓破りの急な勾配となり歩く。それでも走れるところは走る。

【標高差800m】
奥武蔵林道の清流ASあたりから、コースは尾根筋の明るいコースになる。アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げてゆくのだが、ユガテAS付近で延々1km以上下るのは帰りが辛そうだ。その後は上り基調となり、高度も上がり、木陰を吹き抜ける風も涼しくなってきた。

【食べたら食休みで歩く】
ASには飲み物だとポカリ、紅茶、コーラ、水、ジュース、コーヒーあと場所は忘れたがビールもあった。食べ物だとおにぎり、パン、そうめん、蒸しパン、サンドイッチ、梅干し、かりんとう、おしるこなど、フルーツはメロン、スイカ、グレープフルーツ、トマト、あとは塩や塩水もあった。AS毎にむしゃむしゃ食べたり飲んだりしたあとは、いきなり走ることは出来ないので歩きながら食休み。沢山の人に抜かされたあと、調子が戻ってきて走り始めた頃には次のASに到着。一緒だったZZZくんにも先に行ってもらった。いよいよ独走態勢に入った!?

【先頭の選手が折り返してくる】
場所は覚えていないが、先頭の選手が折り返してきた。ものすごいスピードで駆け下りてくる。みんな細身で走り込んだ足腰は褐色に日焼けしている。格好良い!暫くして楽天のstone_takedaさんとすれ違った。その直後にヒライ@NYさんも「つらい!つらい!」と言いながら駆け下りてくる。頑張ってください!
大野ASで相変わらずむしゃむしゃ食べていたら、ボランティアの方が「しゃおらいさん!」と声を掛けてくれた。ということは楽天などのネット仲間だ。TAKAさんだった。初めまして!
同時に折り返してきたkuriさんとも出会った。その後barmyさん、ZZZくんとすれ違った。

【折返し】
まもなく丸山AS、折返し地点だ。当初の目標では往路6時間、復路5時間でなんとか時間内に完走する予定だった。まだ5時間半だから予定より早い。かき氷を2杯食べ、お目当ての水着ギャルに頭からじょうろで水を掛けてもらいニコニコ!(オヤジだね)相変わらずむしゃむしゃ食べてようやく折り返す。45km地点で6時間弱。

【下り基調】
その後も食べては歩き、腹が落ち着いたら走って、すぐに次のAS。また食べて歩いて少し走って次のASという展開の繰り返し。頭から水をかけてもらうのも気持ちが良いが、1分も経たずにまた暑くなってくる。

【ZZZくんに追い付く】
顔振峠の手前でZZZくんを発見。今ひとつ調子が良く無さそうだ。一声かけて追い越してそのまま逃げようかと思ったが、ぴったり付いてくるので併走することにした。ASでは私がいつまでも飲み食いしているので、待たせることが多かった。そして阿寺ASでは私がトイレ休憩をするから先に行ってもらった。結局ASには15分くらい滞在した。下痢気味とはいえ身体が軽くなり走りやすくなったので、その後も快調に走った。

【70km過ぎからの下り】
待ってましたとばかり得意の下りでスパートをかける。鎌北湖までは転げるように走るが、気が付くと左の足裏にまめが出来てしまい減速気味。最後の鎌北湖ASでコーラを2杯とポカリを1杯飲んで、頭に水をかけてもらいゴールを目指す。

【ゴール】
それまで抜きつぬかれつの繰り返しだった夫婦で参加のランナーをゴール前1km地点で交わし、お互いの健闘をたたえ合ったあとそのままラストスパートに入る。気力は充実しており、まだまだ走れそうな余力があった。最後の直線コースでは元気にガッツポーズでゴール。3時間前にゴールしたヒライ@NYさんが写真を撮ってくれたり、kuriさんやbarmyさんらもすでに着替えて私のゴールを見守ってくれた。タイムは9時間41分19秒、総合361位、年代別で121位というのはまずまずか?

【振り返って】
当初の予定では11時間ぎりぎりで完走できればいいかなと思っていたが、食べ続けた事が長丁場の体力と気力の維持に大きく役立った。でもちょっと食べ過ぎたかも?1年で最も暑い時期に行われる奥武蔵ウルトラマラソンは過酷さでも群を抜いている。暑さに弱い私だが、後半は下り基調なので、5時間どころか4時間かからずにゴールまで走れた。まめが出来たのを除くと翌朝の筋肉痛もさほど無く、また走りに行きたい位の元気さだ。直前に陸上部で試走会をしたのも実に効果的だった。レース後にスーパー銭湯「蔵の湯」で冷水浴をしたのも好かった。今日と明日は個人的には夏休み。本当は2000m級の山岳トレイル練習を考えていたのだが、どう考えても無理だ。大人しく休養をしようと思う。




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