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カテゴリ:2007 アマゾン
<ホテルに荷物を置いて10分ほど歩いて港へ。
港に着くと、漁師のおっちゃんがボートを用意して待っていた。 15馬力の船外機に屋根のついた6人ほど乗れるアルミボートである。 ![]() 当初の予定では、4時間ボートで遡ったところにあるコリドラスポイントでコリを見学、現地の民家で一泊の予定だったが、そのポイントはまだ水が多く、コリが見れない。という。 予定変更し、ノボアイロン周辺のポイントでコリを見学することになった。 リオネグロは「黒い川」の意味のとおりホントに黒い。 実際には濃いウーロン茶のような茶色をしているのだが、水面は黒く見える。 おかげで写真を撮ると実にキレイに景色が反射して映るのである。 写真写りがホント良くてバシバシ撮りまくる。 ![]() ![]() ![]() 真っ白なリオネグロサンドの砂浜に、数々の流木。その横を通りすぎるカヌー。 軽快に走航するボートからその光景にしばし見とれる。 ![]() ![]() ![]() まずは水深が浅くなり、エンジンが使えなくなる。漁師のおっちゃんはパドルで漕いで上流にボートを進める。 ![]() ![]() ![]() 漁師のおっちゃんが通った後を歩くように指示される。 ![]() 『ちょっと見てくる。』と漁師が先にイガラッペの奥に入っていく。 すぐ漁師が戻ってきた。『コリドラスがいるぞ。』 はやる気持ちを抑え、漁師についていく。『ここだ』そこは長さ5メーター、幅2メーター、水深15センチほどのとても浅く狭いイガラッペだった。 とは言ってもそれ以外のイガラッペは水深5センチほどしかなく、とてもコリがいるようには見えない。ここだけ倒木により堰き止められてプール状になってコリがいるのだ。 ![]() ![]() 一人だけだったら、アマゾンの底なし沼に呑まれて死んでいたかもしれない。汗 プールを覗いてみるとすごい数のコリが泳いでいる。推定500匹はいるそうだ。 こんな狭いところにいっぺんにこれだけのコリがいるのはごく稀だという。 サイズは小さいが、ワラワラと群れで泳ぐコリに大感激。 ![]() ![]()
![]() ![]() とても浅く、泥が堆積したプールなのでまずは泥を巻き上げないよう、全員まずは水中撮影に入る。動画での撮影は最高傑作が撮影できた。(近日公開予定) ![]() ※ エサやり実験、水質調査は後日別ネタにて。 かなりいっぱいいるので小さな網でもカンタンに採集することができた。 観察ケースで観察してみる。コリドラスsp.ノボアイロンである。 ![]() 水量の増減にあわせてコリはイガラッペを上り下りするらしい。 減水中の現在、数日後にはこのプールも姿を消しているだろう。 すばらしいタイミングですばらしいコリの群れを見ることができてとてもラッキーだった。 今日は時間も遅くなったのでひとまずノボアイロンの街まで退却することに。 ボートに戻り、漕ぎ出してすぐ、川辺におっさんがいた。なぜこんなジャングルのど真ん中に人が?しかもボートもない。 話を聞くとそのおっさんは熱帯魚漁師で仲間とアピストを獲りに来たのだが、ぜんぜん取れず、迎えに来るのを待っている。と言う。 ジャングルのど真ん中で放置プレイもかわいそうなのでおっさんもボートに乗せてやり、街に向かう。 ノボアイロンの港の手前の砂浜に上陸。 風呂がわりに川で泳ぐ。ぬるま湯のようでいい感じ。 拾ったおっさんは早く帰ろうよ~って顔をしている。(笑) 宿に戻り、しばし休憩の後、夕食。 昼とは違う魚レストランに入る。今日はピラルクはないらしいのでツクナレのフライともう一種類(名前忘れた)のフライをいただく。ツクナレのフライがうまくてもう一皿もらう。 ![]() ![]() 『今日はピラルクない。って言ったんだけど、ホントはあるんだよね。今日は解凍間に合わないから出さなかったけどさ。天然近海モノの最高のピラルクだぜ』といったことを言ってるらしい。 「ない。って言ったんだからいまさら見せるなっちゅーの!明日はこのピラルク必ず食ってやる。」とレストランをあとにしたのであった。 夜寝る前に懐中電灯を持って水際ウォッチングに出かけるが特に何も見つからなかった。残念。夜の水際に行くと、いろんな魚が発見できるという。 明日は早いのでさっさと寝る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.28 20:12:00
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