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カテゴリ:2007 アマゾン
7日目 10/13 サンミゲール島~サンタレン
蚊帳とハンモックでの就寝はトイレとの戦いでもある。 「トイレ行きたいなぁ。でもハンモックと蚊帳から出るの面倒だなぁ。いいや。寝ちゃえ。」というのを繰り返し、限界に到達したところでトイレに行く。 ハンモックでは良く眠れた。 朝食を済ませる。船でもいつもブラジル朝定食。 今日は朝から昨日見逃したピラルク漁を見る。今日こそは見ることができるのだろうか。 サンミゲール島の村長ともう1人の爺さんがカヌーでやってきた。 水深が浅いのでペレイラネットのボートは使わず、村のカヌーでピストン輸送するという。 さすがに昨日船外機であれだけ浅瀬を走ってイヤになったのだろう。プロペラ曲げたり、泥吸い込んで船外機が壊れても困る。 上陸組は2組に分けてまずは水路を通ったところで中州に一旦上陸。 昨日のズボズボ事件があったのでスタッフも地面が固いところを探してカヌーをつけてくれる。 地面に生えている草はみなオジギソウであった。触るとオジギをするように葉を閉じるおもしろい植物である。 ![]() ![]() 一番浅いところは水深10センチぐらい。明日にはもうここは通れないだろう。 村のカヌーは長いプロペラシャフトがついているので水面ギリギリでプロペラを回して走ることができて便利。 ![]() 岸にはウルブーがいっぱいいてピラルクーの残骸を突いている。カラスのようだが、立派に?コンドルの仲間らしい。 ![]() ![]() ![]() なにをしているのだろう・・・ ![]() 袋の中にはカメのタマゴがいっぱい入っている! ![]() ドロで固められたフタを開けるとカメの卵がいっぱい! ![]() ![]() なんていいタイミングなんだろう。一日中かかってやっと見られるんじゃないか、もしかしたら見れないかも。と思っていたのでとてもラッキーである。 ピラルクーがかかったのはなんと昨日ピラルクーをバラした青ジャージのおっちゃんであった。何気にこのおっちゃんピラルクー漁の達人だったのである。 ![]() 他人がかけた魚をあげる手伝いをしても本人には一銭も入らないようだが、お互い様ということなのだろう。全員で手伝う習慣になっているようだ。 ![]() 一時は草の下に潜ってしまい、もうダメかと思われたが、なんとか出てきた。 昨日、サポートのモリを外した若い漁師のモリが今日は見事に決まる。 刺さった瞬間、ビシっと音がして見事に手ごたえあるのが見ていても良くわかる。 ![]() ![]() ![]() ![]() 実はこの若い漁師、ピラルクーを釣り上げた青ジャージのおっちゃんの息子だそうだ。 どおりで昨日、ボロクソに怒鳴られていたわけだ。 偉大な達人の父を持ち、比較されて大変だろうが、立派な漁師になってほしい。 ![]() 解体も釣り上げた漁師本人の仕事。 最前線基地に戻り、解体の準備。まずは包丁をよく研ぐ。 ![]() 引きずりながらピラルクーを移動させるのは圧巻。 ![]() 皮をはぎ、骨に沿って三枚におろしていく。 ![]() ![]() ピラルクーの心臓はまだピクピクと動いていた。 ![]() 最近、テレビでよく大間のマグロ漁師のドキュメンタリーを放映しているが、まさに同じノリだなぁ。と感じた。 ピラルクー漁もテレビで放映したら絶対おもしろいと思う。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.28 20:04:37
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