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LUCKY BELLのブログ LUCKY BELLさん
十六分四十一秒物語 ヒユサンゴさん
2007.10.24
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カテゴリ:2007 アマゾン
漁師のおっちゃんのボートに乗り込み、イルカ小屋を離れる。

まずはボートで氷を買いに行くという。
ネグロ川を少し下って、岸にボートを着けると、おっちゃんは高台のレストランに氷を買いに行った。すると、ズタ袋いっぱいの氷を担いで船まで降りてきた。
でっかい発泡スチロールの箱にザーーっと氷を詰める。余った分は隣の船にあげていた。
氷補給中

前回も今回のツアーとも、こうしてクーラーボックスに氷を大量に用意してくれたおかげで常に冷たいビールなどの飲み物や果物をいただくことができた。
赤道直下の熱帯ではうれしい限りである。
アマゾンの人たちの冷たい飲み物に懸ける情熱はかなり熱いモノがあるのだ。

ネグロ川を上り、昨日のポイントより街寄りのイガラッペを目指す。
1時間ほど、ボートを走らせ、ネグロ川の支流の支流の最奥部に到着。
立ち木だらけのいかにも最高の釣りポイントだ。実際、ツクナレがよく釣れるらしい。
何より感動したのはネグロ川の色に加えて完全に無風状態なので水面がまさに鏡になっていることだ。
こんな景色、まず日本では見ることはできないだろう。夢中でシャッターを切る。

さらに奥に入っていくとイガラッペになった。
水深も浅くなり、おっちゃんはエンジンを切ってパドルでイガラッペを遡っていく。
時折「ツクナレ!」とか泳いでいる魚を教えてくれるのだが、自分にはよく見えない。
おっちゃん含めて現地人の目のよさは半端じゃない。

極上流木でいっぱいですよ~

さらにイガラッペを遡ると、川底が真っ白なリオネグロサンドの浅場に到達した。
ここで水中観察をしてみることにする。
ボートから降りるとかなり冷たい。肩まで浸かるのに躊躇するぐらい。
水中メガネ、シュノーケルで川の中を覗いてみると、ものすごい数のカラシンやシクリッドが泳いでいる。
カラシンウジャウジャ。(わかりやすいよう画像処理しています。)

ここで採集を体験。イガラッペの岸沿いの落ち葉の積もったところを網を曳きながら歩く。
網に入った落ち葉を取り除いていくと・・・カラシンやエビ、さらにいろんなアピストがいっぱい。
アピストって一箇所の川に何種類もいることに驚く。
写真中央の緑のフチを網で曳いてみる

ケースに入れてしばし観察。アピストもいいなぁ。
赤目のキレイなカラシンもいるが、採集してストックしているとたいていこのキレイな色は落ちてしまい、売り物にならない。という。こういう名もなきカラシンはアマゾンには山ほどいることが伺えるのである。
キレイな赤目のカラシンやアピスト。アピストは実はかなりいいのが入ってます。

別のイガラッペに移動。
ここも大量のカラシンやシクリッド。
水源が近いらしく、割とブラックウォーターが薄くて冷たい。
TDS計で測ってみると数値はゼロ。
メーターが壊れているのかと思い、ジュースやビールで試すとそれなりの数値になるのでこの川のTDSはホントにゼロらしい。
大量に降った雨が幾重にも折り重なった落ち葉や砂などの層を通ることでろ過され、ピュアな水になるそうだ。

この川のカラシンにはゴールデンタイプがかなりいる。
100匹に1匹はいるのではないだろうか。かなりの高確率である。
なかには全身金ピカのもいる。獲ってみたくて網を入れるが、なかかな獲れない。
おっちゃんに頼んで1匹獲ってもらった。さすが漁師である。
golden.jpg
このおっちゃん、もとはブラックアロワナ専門の漁師だったそうである。
ブラックアロワナが禁漁になってしまったため仕事がなく、最近は今回のわたしたちのようなネイチャーウォッチングのガイド的な仕事をしたいそうで、船も屋根をつけたり改造しているそうである。

ここでイガラッペに浸かりながら、昼食。ヒカルドンさんがサンドイッチを作ってくれた。
サンドイッチのパンやハムの切れ端をイガラッペに落とすとカラシンがうじゃうじゃ寄ってくる。でも網にパンを入れても寄ってこない。意外と賢いんだなあ。

食事後、さらに上流へ。かなり流れは速くて冷たい。
いかにもコリがいそうだが、ここでは発見できず。

昨日、コリを見た付近の枝分かれたした川の上流に行ってみることにする。

かなり雲行きが怪しい。時折稲妻が見える。
対岸のほうではかなり雨が降っているようだ。
パラパラと雨が降ってきた。本降りだけは避けたいところである。

パラパラと雨が降る中、昨日のコリドラスを見た付近に到着。
結局、コリがいそうなイガラッペは発見できなかった。
まさにピンポイントで昨日の場所にだけコリがいた。ということになる。
結局、幸運にも雨はパラパラで終わった。
フライトシミュレーターに出てくる積乱雲そのまんま!

ここでアマゾン小物釣りをしてみる。
まずエサはハムをつけてみる。あたりはあるが、なかなか釣れない。ようやく一匹シクリッドが釣れた。その後、カラシンのでっかいのが釣れたので切り身にしてもらい、エサにすると、バンバン釣れる。仲間の身で釣れるアマゾンの魚たちっていったい・・・
夕闇が迫ってきた。赤道直下のこの一帯は年間通して朝は6時に日が昇り、18時に日が沈む。
昨日の風呂もとい川岸の浅瀬へ向かう。ホントここは水浴びに最高だ。
ただ、アマゾンの川って一気にドン!と深くなるので注意が必要だ。
なにせブラックウォーターでまったく見えないのだから、踏み外すと一気に頭まで潜り、ホント怖い。
エイにも気をつけなければならない。アマゾンで水中を歩くときは『すり足』が基本である。
エサが残っていたので釣りをしてみる。ここはまさに入れ食い。
魚のあたりと引きが小気味良い。
水浴び後、宿の下までボートで送ってもらう。
おっちゃんとはここでお別れ。握手をして別れる。いいポイント紹介してくれてありがとう。

夕食は昨日の魚屋へ向かう。昨日ピラルクを食えなかったリベンジだ。
店に着くと、オヤジがいない。
娘と思われる姉ちゃんが『うわっ昨日の客ホントに来ちゃったよ。』的な顔をしている。
オヤジは近所でビールを飲んでいるらしい。
ピラルクを注文すると、『うわっやっぱりそう来たか!』的な顔をしている。
姉ちゃんが注文を厨房に持っていくと、母ちゃんが『昨日、お父ちゃんが余計なこと言うからピラルク料理しなきゃいけないじゃない!』的な反応をしている。
冷蔵庫から解凍されたピラルクを持って奥の方に引っ込んでいった。

ピラルクがフライになって出てきた。
2年ぶりのピラルクである。やっぱりうまい。あえて例えるならば、極上のタラである。
昨日のツクナレフライといい、ここのお店のフライはなかなかのものである。
2皿たいらげ、腹いっぱいになったところでオヤジが登場し一言。『もっとピラルク食うかい?』
「も、もう食えません。」すると、オヤジは勝ち誇ったような顔をしていた。

食事後、街をブラついてみる。ほとんど何もない街である。

体育館のような建物から歓声が聞こえるので行ってみたら、室内フットサル場であった。
しばし観戦してみるが、やっぱりブラジル人はサッカーがうまい。
特にトラップ。ボールが足に吸い付くような感じ。
こりゃいつまでたっても日本は勝てないね。

明日は早朝のバスでマナウスに戻る。今夜もさっさと寝る。





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Last updated  2008.12.07 20:46:32
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