ぼくの夏休み~天橋立~
東尋坊をあとにして敦賀へ向かう。敦賀で今回の旅行に同行していた弟を降ろす。弟は鈍行で千葉まで帰るらしい。14時に敦賀を出れば鈍行でもその日のうちに千葉に帰れることが判明。日本は狭いですなぁ。弟を降ろしたあと、このあとの予定をどうするかしばし考える。ふと、天橋立ってこの辺だったよなぁ。と思いつき、ナビをセット。下道で天橋立へ。舞鶴からは京都府になる。結局2時間ほどで天橋立に到着。天橋立は宮島、松島とともに日本三景のひとつ。そう言えば宮島にも松島にも行ったのでこれで日本三景制覇!(今回の旅はこんなのばっかり(笑)) 車を止めた時点で17時。周りはみんな帰る雰囲気。そんな中天橋立の散策を始める。いきなり橋で通せんぼ。この橋、旋回橋となっており、船が通るときは旋回するのである。船が通った後、元通りに。日本名水百選に選ばれている磯清水。飲んでみたら、海のすぐそばなのにまったく塩気が無いのにはびっくり。おいしい水でした。駐車場でもらった地図によると磯清水のあたりで天橋立の真ん中あたりのようである。どうせなら対岸まで歩いてみるか・・・とズンズン歩き始める。ところが、歩けども歩けどもぜんぜん着かない。あとでわかったのだが、もらった地図はかなりテキトーに書かれており、磯清水のあたりで半分どころか1/4も来ていなかったのである。結局1時間近く3.5キロ歩いて対岸に到着。よく写真で見るような景色が見たい!山に登らねば!山に登るにはケーブルカーかリフトだが、18時前だしタイムアップか?ラッキーなことに夏休み期間中、1時間遅く運行されていた。駅員に聞いたら、最終の上りケーブルに乗れば10分ほどだが山上で見学できるという。しかも最終の下りのケーブルで降りれば駐車場まで戻る船にも乗れるという。ぜんぜんオッケーです。それでお願いします!というわけで山上に到着。滑り込みセーフで天橋立を見学できた。うーん。見事な景色です。中州と言えば中州に過ぎないけど自然の造形美ですなぁ。 天橋立の名の由来、天橋立を股の間からのぞくと天地が逆転し、まさに天に架かる橋のように見えるから。というわけで股のぞき用の台があります。けっして股がのぞけるわけではありませんのでご注意を。というわけでやってみました。頭に血が上って苦しいです。(汗)10分の見学ののち、下山。絶妙な乗り継ぎによりエアコンの効いた船で帰還。あ~ラクチンラクチン。 このあと、鳥取でも行こうかと考えたが帰宅することにする。京都縦貫道という道ができていて中国道などを乗り継ぎ瀬戸大橋経由で4時間ほど走り23時ごろ帰宅。香川→徳島→東京→千葉→埼玉→群馬→長野→新潟→富山→石川→福井→京都→兵庫→岡山→香川と大移動の一週間の旅が終わったのであった。