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カテゴリ:ママ助のオシゴトって。
食の安全について、以前より農家様たちといろいろお話させていただいていた中で
ついにポジティブリストが今日から施行されることとなりました。 種やである私たちは必要以上の農薬の使用について、 利益追求型の企業とは違うご提案をプロ農家様にさせていただいておりました。 美味しく・安全で・安心な食べ物を日本中に供給したい! そう願っているプロ農家様の多いこと。 同じ考えの下40年一緒に作物作りをお手伝いしてまいりました。 また、消費者である私たちも口に入れるものは多少値段が高くとも 美味しく・安全で・安心な食べ物を望んでいます。 そのためには、確立された技術と作物作りへのあくなき努力、情熱がなければ できることではありません。 トップ農家様にしてみれば、当たり前のこと。 いまさら~な感も否めないでしょうが、 いよいよ日本も利益の追求だけでなく、 国を挙げて食物の安全対策に乗り出したということでしょうか。 ポジティブリスト制度とは? 平成15年の食品衛生法改正に基づき、 食品中に残留する農薬、 飼料添加物及び動物用医薬品(農薬)について、 一定の量を超えて農薬等が残留する食品の販売等を原則禁止する。 という本日より施行された制度のことです。 理科が苦手な私ですが、 いちおう10数年前入社する時に『劇物・毒物取り扱い主任者』 の資格をとったんですよー。 化学反応式とか、もうぅ~何年ぶり?って感じでした。 自分の人生の中であんなに真剣に理科を勉強したのは初めてじゃないかなぁ。。。 農薬は一様に悪者にされてしまうようですが、 そうではありません。 農薬について今日から少しづつコメントしていきますね。 ポイント1 そもそも、どうして農薬をつかうの? それはね・・・・ 日本の風土は高温多湿なので、病気や害虫が発生しやすいといえます。 作物を栽培していれば、どうしても病気や害虫は発生するんですよ。 暑いなぁ~。 安定した収穫量を得る じめじめ大好き! → だから きずのない見栄えの良いモノを作る 労働力を軽減する の目的のために農薬を使っています。 *キュウリを旬に関係なく、病害虫が発生しやすい時期にも収穫するためには 農薬が必要になる場合もあります。 *市場に出荷するものは、「出荷規格」といって、大きさや色、形などが決められています。 この規格にあっていないものは、規格外として出荷できないのです。 「いつでも好きなものが食べられるということは、不自然なことなんだね。」 「昔は好きなものを好きなときに食べられなかったんだね。」 農薬がもっとも貢献したと考えられているのは、除草作業なのです。 ここ50年間で10aあたり1/25にも作業時間がへったのです。 日本国内での食料自給率を考えると農薬はなくてはならないものなのです。 確かに無農薬で作物を作ることは可能ですが、収量が確保できません。 となると、輸入に頼るか、野菜の高値になるかのどちらかでしょう。 上手に使って、美味しく、安全、安心なお野菜食べたいですね♪ 本日はこの辺まで~。 つづきは明日♪ PS 22日から観察を続けているブロッコリーの芽は自宅に帰ってから報告しま~す♪ かなり大きくなってるだろうなぁ。 ところで あす朝10時まで! 美味しい・安全・安心な作物作りにこだわる 私たちアグリットいちおしのトマト作りのトップ農家 岩渕功さんのレッドオーレトマトオークション 200セット1円から♪ 岩渕さんのハウスより朝もぎりたての出荷~。もうすぐ終了です。 トップ農家様のトマトがどのようなものかお味見くださいね。 まだまだ落札できますよ~。急げ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.29 16:21:47
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