|
テーマ:実のなる植物(1386)
カテゴリ:ママ助のオシゴトって。
茨城県の県北に位置する大子町。
奥久慈リンゴはそこに行った人しか食べられない スーパーなどにでまわらないリンゴなのです。 茨城県久慈郡大子町の豊田リンゴ園さんにて 10月11日に奥久慈リンゴの勉強会に参加してまいりました。 主催は常陸大宮地域女性農業士会・農業後継者クラブFarmers99の皆さん 後援は常陸大宮地域農業改良普及センター・常陸大宮農業改良推進協議会の方々でした。 奥久慈リンゴの品種の食べ比べをし、 豊田さんからリンゴのお話について伺いとても勉強になりました。 リンゴって品種を食べ比べてみると本当に味の違いがわかりますね。 甘みがあるもの、酸味があるもの、シャリ感があるもの、サクサク感があるもの 色が緑がかったもの、オレンジがかったもの、 それぞれのリンゴの特徴がよくわかりました。 私は4種類のリンゴを買ってきました。 緑がかったのが「ゴールデンメロン」、オレンジがかったのが「陽光」です。 リンゴジュースも絶品で、もちろんお土産にも買いました。 大子町の普及センターの方や女性農業士の皆さん 農業後継者クラブの皆さん、そして私が野菜ソムリエとして参加している ベジフルコミュニティいばらきの面々とともに 地元のお野菜を使ったお料理や、早生ふじリンゴをつかった天ぷらやパンナコッタを とっても美味しく頂きました。 大子町のリンゴ農家は60件程あるそうで すべてが100%観光農園を運営しているそうです。 今回お世話になった豊田リンゴ園さんが 大子町で一番大きいリンゴ農家さんだそうで 面積は6ha(100m×100m×6)やっているそうです。 ほとんどの農家さんは1ha未満で小規模農業だということなので、 やはり市場に出荷するには面積が小さすぎて 袋田の滝の観光とリンゴ狩りをセットにして 接客やサービスに力を入れ、リンゴを販売しているようです。 無料でいろいろな品種のリンゴが食べ比べできるようにカワイイ木のテーブルに リンゴが並べてあって自分のお気に入りの味のリンゴを見つけることができますし もちろんリンゴ狩りもできます。 車いす専用のお手洗いもあってお見えになる皆様が快適にリンゴを楽しめるように 工夫されているのだなと感じました。 豊田さんのお話の中で30年リンゴ栽培をしているけれども 今でも毎年勉強、勉強をしているとのこと。 自分のリンゴの師匠に栽培のレクチャーをずっと受けているのだそう・・・ 素晴らしいですね。 栽培にかかわった年数ではなく、 努力した分だけ作物は答えてくれるとおっしゃっていた言葉が心に残りました。 私も気持ちを引き締めてお客様のために何ができるか今一度考えたいと思いました。 ホント勉強になりました~! 実は今日11月2日にも豊田リンゴ園さんに行ってきました。 前回は2時間半ほどで着いたのに、なんと4時間半もかかってしまいました。 紅葉のシーズンでとっても混んでました。 なぜそこまでして行ったのかというと・・・・・。 まぼろしの「こうとく」リンゴを買いに! この「こうとく」リンゴは収量が極端に少なく 毎年リピートのお客様だけで販売が終了してしまう品種らしいのです。 形は少し小ぶりで、中はすべて蜜!ありえませんよね! 行った人しか買えないようです。しかも1Kg分けてもらえるかどうか・・・ 昨日お電話たところ購入できますよ。というお返事をもらいましたので 4時間半かけて行ってきたわけです。 購入される方は来年分を予約してくるとお聞きしてましたので 私ももちろん来年分を10Kg予約してきました。 お味の方はというと・・・? とってもすばらしい品種です。 お話に聞いていたとおり、中身は果肉のほとんどが蜜! 甘みがあって酸味があって本当に美味しいです! 娘はなんかパイナップルのような香りがする~!と言っていました。 確かにそのような香りもします。 帰りの車の中はリンゴの甘酸っぱい香りで幸せな気分でした。 皆さんお時間有ればいちど大子町のリンゴ食べに来ませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.02 22:29:58
[ママ助のオシゴトって。] カテゴリの最新記事
|