発症27日【入院】
バタバタしたけれど、入院の日を迎えた。4泊5日分の着替えをリュックに詰め込んで、一人病院へ向かう。入院手続きの時に、「差額有りの病室になりますね〜」(+5,000円)えっ・・・そう言えば入院申込の時に、「コロナ禍なので、状況によっては差額有りの病室使用にご協力頂けますか?」と聞かれたので、「空きがない時は協力しますけど、なるべく差額なしでお願いします」と曖昧に返答したのがまずかったか・・・まあ5日間だからよしとしよう。手続きを終えさっそく病室へ。差額有りといっても、個室じゃなくて4人部屋。パジャマとフェイスタオル、バスタオルのレンタル込み。そして普通は有料の冷蔵庫とテレビは無料だった。テレビはどうせ見ないけど、冷蔵庫が無料なのは嬉しい。食事制限はないはずだし。とりあえずパジャマに着替えてNetflixを見ていると担当の看護師さんが来て、色々と質問される。それが終わると全身麻酔の説明ということで麻酔科に出向く。まず麻酔科の看護師さんから、色々と質問される。その後麻酔を担当する医師からも、色々と質問される。ほぼ同じ質問・・・ミス防止のためだから仕方ないのだろう・・・やっと医師から全身麻酔の説明を受ける。割と豪華な?小冊子に沿ってかなり細かく説明してくれた。同意書にサインしてよし説明終了、部屋に戻ってNetflixの続きじゃ〜と思ったら、実際に手術の時に付くよ〜という看護師さんから、色々と質問される。もちろん、ほぼ同じ質問・・・「同じこと何回も聞いてごめんなさいね〜」って看護師さんも笑ってた。膨大な患者さんがいるから、ミス防止は徹底しているな〜と感心した。そうこうするうちに昼食の時間。そういえばこの病気になってから、一度も外食をしていない。これって、外食といえば外食だよな〜。相変わらず食べずらい・・・麺を啜ることは出来ても、上手く噛み切ることができないんだよな。とはいえ美味しく頂きましたお腹いっぱいになると眠くなるZZZウトウトしていると主治医が手術の説明にやってきた。それと同意書等の書類も。再度、手術の内容、合併症のことなどを細かく話してくれた。「何か疑問なこと、不安なことはありますか?」一応スマホにメモしてあることを一通り聞いた。大学病院の先生って冷たいイメージだったけど、ひとつひとつ丁寧に答えてくれた。「では明日はがんばりましょうね!」と笑顔で言ってもらえるだけで、患者としては安心できる。明日に備え、シャワーを浴びる。発症時に入院した病院はシャワールームが共同のものしかなくて、予約が必要だったけど、こっちはシャワールームとトイレ、洗面所は病室内にあるので楽。差額なしの病室はどうなんだろう??さて、明日は朝から絶食。最後の晩餐(にならないことを祈りつつ)をいただく!もう一品揚げ物が欲しかったなぁ・・・Netflixも飽きたので、radikoを聞いて時間を潰す。消灯時間の9時になったので諦めて寝ることにする。いよいよ明日は手術!