滑る素材っていろいろあるよね?!
cape 移乗・介助グローブ CK-388 2枚1組 ケープスライディングシート スピラドゥ(シート)ES,Sサイズ【Spilerdug/移乗介助】 ベッドから車いすへの移乗、ベッド上での体位変換や移乗介助の時は、とても力を使うことが多く、腰を痛める原因の一つとなっています。 施設介護では、介助用のグローブやスライディングシート、スライディングボードや場所によっては、移動式のリフトなど福祉用具や福祉機器が充実しており、それらを組み合わせることで、介護者の身体的負担は、10年前と比べれば、格段に良くなってきていると思います。 しかし、訪問介護では、介助グローブやスライディングシート、スライディングボードなどはありませんし、移動式リフトなんてものは、「何それ?ソフトクリームの親戚ですか?」状態で、馴染みがほとんどありません。 また、福祉用具や福祉機器も、それぞれの業者が使いやすいように、自己の無いようにと考えて作られているため、少しお高めの値段設定となっているので、『困っているから、買おう。』というわけにもいきません。 そこで、私は、介助グローブやスライディングシートの代わりにレジ袋やごみ袋、新聞紙や裏がビニールになっているフラット式のオムツを使ったり、バスタオルを使ったりしています。 また、車椅子への移乗に関しては、膝の固定と体重移動、スクワットとボディメカニクスを組み合わせることで、利用者、介護者ともに負担があまりかからない移乗方法を行っています。 レジ袋 無着色半透明 省資源 関東8号/関西25号 100枚入 ゴミ袋 ジャパックス - メール便対象日本技研工業 レジ袋 乳白 45号 45cm×55cm 厚さ0.022mm 業務屋さんレジバッグ 厚くて丈夫 RB-45W 100枚入 まず、レジ袋ですが、レジ袋2枚を手袋のように使うことで、利用者の体の下に簡単に腕が入るようになります。そうすることで、ベッド上での体位変換を楽に行うことが出来るようになります。 しっかりと腕が利用者の体の下に入り込み、利用者と介護者の体が密着すれば、より少ない力で体位変換をすることが出来ますし、引く動作(介護者の方に寄せる動作)に関しては、利用者の体に介護者の手や腕を引っかけるようにして、介護者が体重後方に移動すれば、びっくりするぐらい利用者の体が動きます。 上記のことは、車椅子上でも応用できますので、体重がある利用者を深く座らせたいときなど、一人が抱え込んで後方への座り直しを行う際、もう一人がお尻の下にレジ袋を入れるようにすれば簡単に座り直しを行うことが出来ます。ゴミ袋 暮らし良い品 タフなポリ袋 45L用 半透明 65×80cm(50枚入*2セット)ケミカルジャパン 次が使いやすいゴミ袋 20L 20枚×1ロール 半透明 また、ごみ袋や新聞紙、フラット式のオムツに関しては、更衣介助やおむつ交換、清拭介助をしていると、利用者の体がなんとなくずれてきてしまい、元の場所に戻すことがとても労力を要し大変です。なので、そういった時は、利用者の体の下、特に体重がかかっている仙骨部付近に敷いてから、移動介助を行います。そうすると、介護者の近くへ寄せることも、介護者から離すような体位交換でも、敷布団との摩擦がほとんどなくなるので、とても簡単に体位変換を行うことが出来るので、介護者、利用者、双方への負担がかなり減少します。 在宅の利用者宅には、介護用品がほとんどありません。 訪問介護を行うヘルパーは、その利用者宅にある物を代用し、工夫して活用しています。 こういった工夫も訪問介護の楽しみの一つです。 自分の工夫次第で、利用者、介護者双方に負担がなく、楽に介護を行うことが出来るということは、介護に対するストレスの軽減にもなるかと思います。