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以前に「あーいてえー」治療院のいり口で声がして、腰をかなり丸めてビッコを引きながら来られた方がいた。
「どうしたんですか?」とたずねてみると、スポーツクラブで運動していた時にギックリ腰をやってしまったとの事でした。うずくまっていると周りの人が心配して、「暖めた方がいいよ。」とか「お風呂にゆっくり入んなよ。」とか言われたらしい。 その方はギックリ腰になったのはじめてらしく、どうしてよいのかわからなかったので、 とりあえず人に言われたように、スポーツクラブにあるお風呂に普段より長く浸かっていたらしい。するとだんだん痛みが増してきて、やっとのおもいで当院までたどりついたのです。 意外に知らない人が多いようなのですが、このような場合は絶対暖めてはいけないのです。痛めた直後は炎症を起こしていて熱をもっているため、冷やさなくてはいけません。 その方の腰は赤く腫れていて、軽く触ってもかなり痛がり、かなり熱くなっていました。 まず腰を少しクライオで冷やしました。その方は「あー気持ちいい」とおっしゃっていました。熱がだいぶとれてきたので、その後腰椎を調整し、鍼を打ったらかなり痛みが軽減したようでした。腰を伸ばして立てるようになり、無事に家に帰れました。 湿布をはる場合は冷たいのと暖かいのとどちらがいいんですか?とよく聞かれるが、この場合のように痛め直後で熱を持っている場合は冷湿布。慢性的に痛みが続いている場合は温湿布を貼ってみてください。 急性期に冷やすと、何もしなかった場合に比べて予後が格段に違います。 blogランキングにご協力お願いします。クリックしてください。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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