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腹筋運動というと体を起こす、という事ばかりに気を取られている方が多いようです。
でも一番大切な事は筋肉をしっかり収縮させる、という事なのです。 腹筋を収縮させると自然と体が起きる状態になるのです。 腰が悪い人は腹筋台を使った腹筋や、寝て膝を立ててやる腹筋は、腸腰筋を刺激してしまうため腰痛を余計に悪化させてしまいます。(腸腰筋というのは大腰筋・小腰筋・腸骨筋の3つを合わせて腸腰筋と呼びます。腰から股関節を経て太ももにつながる大きな筋肉で股関節の動き助けています。 腸腰筋は腰の深いところにあり、骨盤と大腿骨をつなげて、骨盤の運動に関与します。) ここでは腰痛の人でも出来る腹筋をご紹介します。 まず仰向けに寝て、体と大腿が直角、大腿と下腿が直角になるような高さの台を用意し、脚を乗せます。台は別に何でも良くて、低い机とか箱でも結構です。 そうする事により股関節がゆるみ腸腰筋が関与しません。 手は頭の後ろには組まず、胸の前で組むか、軽く顎の辺りを軽く掴みます。 そこから腹筋運動をするわけですが、意識としてはお腹を天井に突き上げるようにしながら鳩尾(みぞおち)とおへそを近ずけるような感じで、腹筋を収縮させます。この体勢ですとそれ程体は起きないはずですが、腹筋が収縮すればそれでよいわけです。 腹筋が収縮した位置で一呼吸置いてゆっくり元の位置に戻します。元に戻す時は背中の下の方からローラーが転がるような感じで、背中をゆっくりと戻していきます。元に戻った時も完全に力を抜かないで、腹筋の緊張を保ちます。起きるときに息を吐きながら、戻す時に息を吸い込むと良いでしょう。 息を止めると血圧が上がって危険ですから、しっかりと呼吸しながらやってみてください。 回数はそれ程気にする必要はありません、腹筋に十分刺激が伝わればそれでよいからです。 私も正確にやるとそれ程回数は出来ません。100回も出来るという事はやり方が 間違っていて腹筋に刺激が伝わっていないと思われます。 あといわゆるあしあげ腹筋やレッグレイズと言われている、下腹部を鍛えるために 脚を上げ下げしてやる腹筋運動も腰痛の人にはお勧め出来ません。 ちゃんと腹筋運動が出来ると、お腹は引っ込みます。内臓下垂の予防にもなりますし、もちろん腰痛の予防にもなります。 がんばってやってみてください。 では blogランキングにご協力お願いします。クリックしてください。 人気blogランキングへ 私が経営している治療院です トーエ治療院 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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