テーマ:本日の1冊(3702)
カテゴリ:本
お金配りや宇宙に行くなどニュースに事欠かさない人のイメージが拭えながいが、少子化・外国人労働者・オーバーツーリズムなど現代の日本が抱える問題について独自の視点を持ちながら、お金配りなどを通して一般人?国民がお金に困っている状況を誰よりも憂いている。 プライベートジェットやアート、豪邸、スーパーカーなど勝ち組、勝者、大金持ちの報道がどうしても先行するが資本主義社会における貧富の格差をどう解消するかを試行錯誤しながら考えていた事が本の中では垣間見えている。 個人的には資本主義の構造を理解していない人が多いと思うので、お金がないお金がないと言う前にまずは資本主義の構造を簡単にでも理解するのにこの本を手に取っても良いと思う。 さらに政治と経済の関係性を今回のアメリカ大統領選挙を例に出しながらの話はすごくわかりやすく、政治が経済を動かすのではなく経済を動かすために政治があるというのはこの本で初めて知った。 次にそもそものお金の存在・必要性についての話も実に興味深い。物々交換で人と人が円滑に進めていた社会の中に突如お金が入ってきた時に起こる現象は実にわかりやすくお金がもたらして良い面悪い面の両方がすぐにわかり、それを理解した上でこの社会でどう生きるかを考えるだけでも生活は少しづつ好転すると思う。 この本を読んで未公開株を配る企業がどんどん増え、この本を読んで金融教育を行う社会に変わり、家庭で資本主義や株やお金に関する会話が増えれば、一気に変わる気がする。 少なくとも自分は早く株という資本をはやく多く持ちたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.02 09:53:12
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