3人の登場人物がそれぞれの視点から物語に巻き込まれていく物語。大きな視点を持つあまり目先の事が何も出来ない人と大きな視野は全く持たずに半径2メートル圏内の自分にできることを無駄なくこなす人の対比。物語を作る側にいる人間は物語に没入させるには視野を狭める。歳をとるにつれて今までやってきたことが自分に返ってくると思いがちだが実は案外やってこなかったことがしっぺ返しになる形で返ってくる。SNSの中で沸騰する物語はこうしてる今でもどこがで生まれ没入していく人がまた増えている。SNSのない世界で何かに没入できない、愛などあたたかいぬくもりある人との温度あるつながりがない人はSNSの中にある物語へ没入することでしか自分が自分として存在できていることを確認できない。いろいろな人が物語の中で生きていたり、生きる中で新たな物語に没入することになったりするが、結局自分の中でその物語を正当化しながら進みていくので、みんながみんな自分の信じた道を進んでいることになる。SNSの外にこそ愛があり繋がりがあり、SNSでは綴れない物語があることをどれだけの人が感じているだろうか。
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