2006/06/13(火)18:22
DDR2-800(PC6400)メモリの憂鬱
AM2ソケットAthlon64が登場、DDR2メモリ対応になり、メモリ市場はDDR2メモリへと移行しています。
AMDはAM2ソケットで一気にDDR2-800(PC6400)メモリ対応を果たしました。
これまでDDR2-533(PC4200)、DDR2-667(PC5300)対応だったインテルもDDR2-800(PC6400)まで対応することとなりました。
私もAM2ソケットAthlon64導入に向けてイロイロ調べているところです。
○ DDR2-800(PC6400)メモリの現状
メモリ市場では当然、種類も数も圧倒的にDDR2-533(PC4200)、DDR2-677(PC5300)が豊富です。
DDR2-800(PC6400)は、これまで需要がそれほどでもなかったこと、クロック400Mhzという高クロックで動作させることから、製造の際の歩留まりも悪いようで製品種類や数の供給が間に合っていないようです。
そこで、市場には、DDR2-677をオーバークロックさせたDDR2-800メモリが出回っているようです。
○ メモリ相性問題が懸念される
DDR2-677メモリをオーバークロックしてDDR2-800やDDR2-1000として売られているメモリは、冷却ヒートシンクをつけたものなど放熱処理を行ったものが結構あるようです。(それだけ発熱が大きいと思われます)
正式なDDR2-800メモリにも放熱板がついているものもありますので、見ただけでは判断できないものもあります。
特にJEDEC準拠でない上にさらにオーバークロックしているメモリは、価格は安価ですが、要注意。
このようなオーバークロックメモリは、マザーボードによってはメモリを認識しない場合=いわゆる相性問題がちょっと懸念されます。
また、気温の低い冬は大丈夫でも、気温が上昇する夏はメモリエラーが出たりするんじゃないかと余計な?心配をしてしまいます。
エルピーダメモリなどのキチンとしたメーカーであれば大丈夫なんでしょうが、価格が高い!
DDR2-800(PC6400)メモリが安定供給されるには今しばらく時間が必要なようですネ。
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