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カテゴリ:瀬戸内海
直島は瀬戸内海に浮かぶ一小島である。映画「二十四の瞳」の小豆島や不法投棄で有名になった豊島(てしま)の西側に位置する。
岡山県からはごく近く、かって宇高連絡船の本州側拠点だった宇野港から、フェリーに20分ほど乗れば、直島の宮ノ浦港に着く。そこから自分の車またはバスで10分ほど行くと、「ベネッセアートサイト直島」に到着する。 このサイトは、ベネッセハウス、家プロジェクト、シーサイドパークからなる。 ベネッセハウスの紹介番組に触発されてここを訪れたのは、もう3年半ほど前になる。天気のよい9月下旬の1日だった。 ベネッセハウスは、「自然と建築と芸術の融合」をテーマに、建築家・安藤忠雄氏が設計した美術館兼ホテルである。館内には、コミッションワークを中心とした現代アートコレクションが展示されている。 ここで言う「自然」が瀬戸内海とそこに浮かぶ直島を指していることは明らかだが、瀬戸内海をどう捉えるかは人それぞれだろう。はたして安藤氏はどうだったのか?わたし自身は、初めて瀬戸内海の海岸に立ったとき、波があまりにも小さいので、これは「湖」だと思った。しかし、そのご「早い潮流」に想いが広がる。 ベネッセハウスは、建築やデザイン専攻の学生のよい教材であるらしい。一群の男女がどっと現れ、おもいおもいの角度から30分ほどでスケッチを終えると、風のように消えた。 カフェから瀬戸内海と小島 ![]() 円形ホールのトップライト 空も雲も星も光も・・取り込む ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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