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カテゴリ:宇宙
「惑星発見、第2の地球を探せ」は、4月9日、「サイエンスZERO」で放送されたNHKの科学番組です。惑星は、恒星のように自身で強い光を発しないので、太陽系の惑星を除けば、望遠鏡で見ることができません。
にもかかわらず、太陽系外の惑星をどうやって探すのか、そこから話は始まっていました。その話は省略しますが、太陽のように惑星を持つ恒星がこの宇宙に多数存在することは、前から想像されていたと思います。しかし、ここに来て一生懸命惑星を探すのは、地球以外に存在するかもしれない生命に狙いがある気がします。 2月19日に「土星の衛星、タイタンよ」を書きましたが、このときはタイタンに生命が存在するかどうかが関心の的でした。地球上で、生命の進化という過程を経て生まれたヒトが、「生命」を理解しようとする、この永遠にも見える課題にヒトは挑戦し続けています。 太陽系外の惑星は、すでに150個見つかっているそうです。これからも無数に見つかるでしょう。すでに地球に質量の近い、水と岩のある惑星が見つかっているとのこと。そこに水の海があるとすれば、タイタンに見つかったメタンの海より、生命の可能性が高そうです。今やこの道の専門家は、地球以外の生命を確信していまです。 ここからは私の空想です。 地球以外に生命が存在するとすれば、それはどんなものでしょうか?宇宙が統一された法則で支配されているという前提に立てば、地球生命と共通点があるはずです。しかし、それはどこまででしょう?証拠はないので、ただ並べてみます。 (1)遺伝は存在し、それを担う物質は核酸(DNA, RNAなど)である、(2)生体反応を促進する触媒(酵素)は、タンパク質である、(3)外界と区別するための細胞膜がある(言い換えれば、細胞が存在する)。 私が生きている間に、これの正否がはっきりする「おそれ」はないのですが、他の惑星では進化がどんな結果を出しているか?(たとえば、生物がどんな形をしているか?)、それを知るのは楽しみですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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