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カテゴリ:花・植物
![]() ![]() 福成寺は、山陽新幹線・東広島駅の駅前から立ち上がる左手の山の上に建つ。真言宗の古刹で、奈良時代開基と伝えられる。 境内には巨樹が多い。つい最近まではトチノキ、モッコク、スギ、クロガネモチの4種が、県天然記念物に指定されていた。しかし記憶では一昨年の台風で、クロガネモチが倒れてしまった。山上にかかわらず、台風の強風が当たらない地形と考えていたのだが・・ 残るトチノキは胸高幹囲4.1mの老大木、モッコクは胸高幹囲1.5mで樹勢が旺盛。 そして「夫婦杉」といわれるスギは、2株の根元が相接している樹形。胸高幹囲はそれぞれ4.6mと4.5m。傍らには石柱が立っており、「樹齢800年、天正12年毛利小早川河野談合ス」と記されている。大河ドラマ「功名が辻」の時代である。 「夫婦杉」は、大きすぎるために下から写したのではなかなか様にならない。お寺の裏山に広島大学の天文台ができたのを機会に「夫婦杉」の遠景を撮ってみた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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