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カテゴリ:宇宙
![]() しかし・・・NHKの「サイエンスZERO~恐竜時代を生き抜け・ほ乳類進化の秘密(9月16日)」を見て、その考えは完全に吹っ飛んだ。実は、恐竜と同じころ(2億2千万年前)に登場した哺乳類は、恐竜がどんどん体を大きくしてわが世を謳歌する中、1.5億年もの長い間、今のネズミほどの体長のまま、世界の片隅でひたすら耐えてきたのだった。その物語は、同じ哺乳類の人類にとって涙ぐましい。 そのころの哺乳類は虫を餌とし、そして自分は肉食の恐竜に食べられた。恐竜が消化できなかった頭の骨は、糞として排出される。それがなんと化石になって、人類に発見された。面白くも、哀しい物語。 哺乳類の特徴は、子孫の残し方にある。子宮の進化の話は少し複雑だが、1億2500万年前に裸子植物から進化した被子植物が、結果として、それを促進したという話は興味深い。地球最初の「花」には花弁がなかったものの、しだいに現在の花に近づき、それに対応して昆虫も多様化。そして昆虫を食べる哺乳類にも影響が及んだ・・・いっぽうでは、大気の酸素濃度が15%から18%に増え、現在に近づいた・・・ そんな話を聞いていると、このブログで「花」を愛で、「昆虫」に関心を払う姿勢は、遠い、遠いご先祖様の「DNA」のおかげのように想え、深呼吸するのであった。(これは冗談です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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