2009/10/31(土)01:55
牛乳パック椅子の作り方
私が考えた牛乳パック椅子の作り方を紹介します。
材料: 牛乳パック 44個
布テープ
ダンボール
クッション材
(私は、以前セットで買って余っていたクッション用スポンジと
やはり余っていたキルト芯を使いましたが、
いらなくなった毛布やタオルなど、フカフカするものなら
なんでもいいと思います。)
カバー用生地
(私は、ラミネート加工した生地を使いました。
もちろん、ラミネート加工なくてもいいです。
私が使った生地は、今回は、楽天ショップでなく、
近所の手芸店で購入したラミネート生地。)
底用生地
(見えない部分なので、100円ショップのデニムのハギレ
を使いました。丈夫な生地なら何でもいいと思います。)
-牛乳パック椅子の作り方-
1.牛乳パック44個中、
24個は、上部のみ切った状態(左)、
20個は、開いておきます(右)。
2.開いておいた20個は、三角柱の形に組みます。
3.中に、広告や新聞紙を詰めます。
4.上部のみ開いておいたパックに、3を入れて、隙間にも紙を詰めます。
このように、2つを組むことで強度を上げます。これを20組作ります。
5.20組中、16組の上を閉じます。
4組は閉じないでおきます。
6.上部のみ切った状態のパックが4個残っているはず。
そのパックを、黄色線で切って、水色の線で内側に折ります。
7.下の方に紙を詰め、
8.テープで留めてから、さらに紙を詰めます。
9.テープで閉じます。これが背もたれ
部分になります。
10.4で閉じずにおいたもの、この上に、9を載せ、
11.テープで閉じます。
12.テープで、まとめていきます。パックの辺と辺がきちんとくっつくように、しっかりと留めていきます。
13.全て組むと、このようになります。
14.全ての面にダンボールを貼ります。ダンボールは、折らずに、面ごとに切って貼った方がきれいです。
15.座面と背もたれに、クッション材を
貼ります。座面の手前側を少し高くする
ために、このようにキルト芯を手前だけ
に敷き、この上に、スポンジを載せました。背もたれには、スポンジのみ。
16.縁に丸みをつけるために、スポンジの上に、さらにキルト芯(柔らかめの適当な布で可)を被せ、テープで留めます。
拡大
17.カバーを作ります。幅90cm以上なら110cm、78 ~90cmで130cm必要です。柄に上下がある場合は、裁断に注意。
縫い代は、2cm。底部分のみ大きめに約7cmとってあります。
図中の数字は、今回私が作った椅子のサイズ(cm)です。クッション材などの厚みにより変化するので、実際の椅子の寸法を測って、裁断してください。
18.最初に、図の黄色実線部分を縫って、椅子に載せてみてから、最終的に、
点線のラインを決めると、より、ずれが少なくなります。
19.18の点線部分も縫い終えたら、
椅子に被せます。
20.底をテープで留めます。
21.底用の布(縫い代2~3cm)の裏に
両面テープを図のように貼ります。
テープは、折線より、0.5~1cm程度
内側に貼るといいです。
折線ぎりぎりにテープを貼ると、
25で縁を縫う際に、針がべたべた
になるので。
22.縫い代部分を折って、両面テープで貼り付けます。
(両面テープでなく、縫ってもいいと思います。)
23.両面テープを適当に貼り、
24.椅子の底に、貼り付けます。
25.底布の縁を、糸で縫います。
約1.5cm間隔で縫いましたが、
もう少し大きめでもいいかも。
椅子を引きずっても、はがれなければ
いいので。
26.出来上がり。
ちなみに、今回の椅子は、2個目。
約1年前に作った1個目は、こんな感じでした。
側面の生地には、丸みをつけていませんし、座面も、特に手前を高くしてはいません。
座面と背もたれには、いらなくなったおくるみとタオルを使いました。
これはこれで、まあ満足だったんですが、今回は、ちょっと改良してみたわけです。
この生地は、昨年、コットンcafeサンカクヤで購入し、とても気に入っていたのですが、直後に品切れになり、買えなくなってしまいました。
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