私にたりないもの、みっけた~~~
私は今日、自分に足りないものは何かに気づいた。 私に足りないもの、それはフェロモンである。 今日、カウンターに私よりだいぶ年上とおぼしき女性と、彼女よりは10歳は若いと思われる男性カップルがいらした。 ウチの店のカウンターは照明を落としているので、すこし薄暗く感じる。厨房はとても明るいのであるが、近眼(老眼も入ってるけどさ)なのでよく見えなかったが、板前さんの言うことには「50代後半の女性」らしい。 隣の男性と話すときは、のぞきこむようにして話す。 フェロモン全開である。 私はそういうことができない。 だいぶ前、男友だちと女友だちの3人で食事に行った時、注文した料理を自分の前においた男友だちに「ちょっと!なんでその料理を自分の前におくわけ?真ん中におきなさいよ!」と言って、ヒンシュクを買った。 女友だちは「だいじょうぶだよ~手をのばせば取れるから~」と言ってフォローしたが、彼女もフェロモンがすこしある。 今日の「50代後半のフェロモン系女性」は、帰る時椅子から立ち上がった時、すこしよろめいた。 私は外で酒を飲んで、よろめいたことなど一度もない。一緒に行った人間がよろめいても、酒に強い私は、どこまでもしっかりした足取りである。外で飲むときは最後までしゃんとしろとは、おばあちゃんの遺言だ。 ザンネンである。 もうひとつ気づいたことが… フェロモン系女性は大口をあけて、デカイ声で笑わない。 私も親友Kも周りの人の心臓がとまるほど、デカイ声で笑う。 わたし達は一生、フェロモンとは縁のない生活をしそうである。 フェロモンと言えば、今日おどろいたが、ジュリーこと沢田研二が還暦らしい。 男で彼よりフェロモンがある人間を見たことがない。そのジュリーも60歳。 日本一、色気のある60歳に違いない。 還暦コンサートを東京ドームでするらしい。60歳で東京ドームをいっぱいにできるジュリーは、やっぱりすごい。 キムタクなんて目じゃねーな。 バイトのユウ君が、去年の熊野灘の花火の映像をデジカメの動画で見せてくれた。 三尺玉の花火がとても美しい…思わずデジカメに拍手をしたくらいだ。 「今年、ママも行けば」と言われたが、夜も明けきらぬうちから出かけて、場所取りして、時間つぶしてなんて気力は今も昔も私にはない。 デジカメの映像でじゅうぶんである。 梅雨が明けたら、夏本番である。 花火の季節はもうすぐそこだね。 追伸。万歩計の数値は9087歩… 時間があれば、店の駐車場を行ったり来たりしていた私は、知らない人がみたら、 へんな人だったかも…