2010/05/26(水)10:35
またお尻に火がついているピアノ( >_<)
☆
えっと、そうこうしているうちに、ついにまたピアノの試験が近付いてまいりました。
週明け一発目の月曜日、朝一番の授業でピアノの試験です。
この時期の試験は、就職試験に持って行けるものを仕上げさせることを目論んで設定されているので、
皆さん大抵、ソナタ・ソナチネになります。
私は、自分のところのために勉強しているので、どこかの幼稚園や保育所に就職するわけではないけれど、
でも、試験は同じなので、仕方なく実力にそぐわない曲に挑むことになります。
で、ソナチネアルバム1の、
バッハのプレリュードを弾くのですが、
先生曰く、
今回の中間試験では、ま、ゆっくりでもいいから何とか弾いて、
夏休み前の前期末試験で、同じ曲をインテンポで弾けるようにしましょうと。
その言葉を鵜呑みにして、前回の授業で、
えっちらおっちら弾いたら、
「遅すぎ。
それはあまりにも、遅すぎで、ありえない」と。
せんせい、話が違いますぅ……。 涙。
楽譜の下に、
「一見簡単のようであるが、これを正確に美しくひくには大変むずかしい曲」と書かれていて、
まさに、そのとおり。
ちょっとでもテンポを上げようものなら、
リズムが狂い、
ぼっかーーーん、どっかーーーん、って音になり、
「ここはPに落して」と言われた場所でも、とてもじゃないですが、Pで弾くことなどできましぇん。
ペダルをと先生がおっしゃったとき!!?
「とんでも御座いません。
足のことを考えたら、手が止まります。
最初から最後まで踏みしめたまま踏んでいていいなら、ペダル踏めますけど……」と
真顔で申し上げました。
私の実力をご存知な先生は、困り果てた私を見て、
今回はペダル断念。
お尻に火がついて、
今頃、必死で練習していたら、
内臓が病気なのかと本気で心配されるほど背中がバキバキに痛くなりました。
それって、つまり、
姿勢が悪いってことで、
今更ながら、
弾く前に、
「足、しっかりと踏みしめて、
背中、伸ばして、
親指は付け根から、
腕は肩から」
と
呪文のように、一から自己確認して、弾き始めることを思い出しました。
ああ、素人むりやり狂想曲。
とりあえず、来週の月曜日、短大での試験。
そして、幼稚園実習をはさみ、7月のピアノ教室発表会。
そして、8月初めの、短大での前期末ピアノ試験。
すべてこの一曲で押し通します。
今週の土日で、もう少し何とかなるでしょうか。
息子に、「できないところは、30回でも40回でも練習したらいいよ…。がんばれママ」と言われ、
素直に、ありがとうと言えないほど、
お尻に火がついて、目がつりあがっている私です。
がんばれ、がんばれ、がんばれ、私!