テーマ:歳時記(397)
カテゴリ:里山・歳時記
七草とは、せり、ほとけのざ、ごぎょう、はこべら、すずな、すずしろ、なずなで、 春の七草という。 これらの菜は六日の昼に摘んでくる。 それを「若菜迎え」という。 そして、六日の夜に入って刻むのである。 まな板の上で音をたてて刻むところから「菜を叩く」ともいう。 そのとき ♪唐土の鳥が日本の土地に渡らぬさきに七草なずな・・・。 などと唱えながら叩くのであるが、トントンとできるだけ大きな音を立てるとよいといって、 まな板の上に金火箸をのせて庖丁で菜を叩く。 すると、金火箸が跳ねて、大きな音を立てるのである。 これは、年頭にあたって農作物に害をよぼす鳥を追い払う鳥追いの行事と習合したものである。 「民具の歳時記」<河出書房新社> ~せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草~ 作者不詳 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★1月7日あそび唄:毬つき唄UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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