2004/04/25(日)17:50
日本に京都があってよかった:何有荘(かいうそう)
例によって、真夜中にメール。
明日、京都に行ける?
「うん、いいよ。」
「何時に待ち合わす?」
「8時に家を出るわ。何時に大阪に着くか知らせるから」・・・。
こんな会話をメールでやりとりした後、
「じゃ、明日ね、おやすみ」とメールを切ったのが真夜中の2時。
目指すは、新聞で見た、幸福の寺「大日山法華経寺」の初公開の庭。
関西の私鉄と地下鉄ならどこでも使える5特別なパス、
「スルっとKANSAI3dayチケット」を使って行く京都。
楽しみ、楽しみ。
新聞の切り抜きを持って、ガイドブックを持って・・・。
のはずが、忘れた・・・。情けない私。
こういう時に、持つべきものは、友だちなり。
京都駅の観光案内所で、地図をタダでもらって、行ってきました。
100年間、一般公開していなかった、秘密の庭園は、地下鉄「蹴上(けあげ)」からすぐのところにひっそりとありました。
紅葉が17種類、苔が17種類、庭園には滝や池があり、癒し効果抜群!!
「何有荘(かいうそう(かいうそう)」と名づけられたこの庭と建物の持ち主らしき人の短歌がパンフレットにありました。
ひがしやま三十六峰の南麓に われ晩年のすまひ定めぬ
これの家(や)を何有荘(かいうそう)とぞ名づけたる 何もあるなしわがこの心
飛泉門のそばを流るる小川にも 蜆(しじみ)の貝を見るがめずらし
とうとうと岩にせかれて流れ落つる 滝の飛沫にぬれて吾佇つ
う孫らは滝壷にむかひて糸をたれ 小鮎を釣りてほこり顔なる
鮎や蜆(しじみ)の住む小川や滝・・・。
幸福の寺っていったて、庭園の中には、洋館や園遊会をするための広場もあったし・・・。
いったい、どんな人が住んでいたのか・・・。気になる。
それにしても、京都はいいな・・・。
地下鉄に乗っていたら、こんなコピーを見ました。
日本に京都があってよかった
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大日山法華経寺(幸福寺)
京都市左京区南禅寺福地町46番地(地下鉄・蹴上からすぐ)
● この後、南禅寺に・・・。南禅寺の入り口には、
「うちは何有荘(かいうそう)となんら関係がありません」という意味の張り紙。
なにかあったのかな・・・。気になる。
●家から私鉄→地下鉄→私鉄→地下鉄と乗り換え乗り換え行ったのに、交通費は往復で5000円/3。
●「スルっとKANSAI3dayチケット」は5月5日まで主な駅で売ってます。使用期間は5月9日まで。
■□■テレビしびれて■□■
★センセイの鞄
「あわあわと・・・切なくも心に沁みる恋物語。
37歳独身女性と初老のセンセイとの色濃く流れゆく日々」
*原作:川上弘美 監督:久世光彦
30分ほどしてから見たけど、やっぱり本、読もう。
キョンキョンの服も可愛かった。
★冬のソナタ
◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★4月20日*「ねえや」と「たらい」と「産湯」と「湯かん」 *UP