おしゃれ手紙

映画を見に梅田に行ってきました。

OS名画座で「キンキー・ブーツ」を見よううと思ったのに、満員でがっかり。

気を取り直して、次の回を予約して、一路、「トランス　アメリカ」を見にガーデンシネマに行こうと思いました。

私と同じく、がっかりしていた人が、私が劇場の人に話していたのを聞いて

「ご一緒していいですか？」と言ってきました。

「嬉しいです。是非！」と私。

私たちは20分くらいの道を一緒に歩いてガーデンシネマに。

女性は60歳。

にこやかに話しかけてくる。

二人で「トランス　アメリカ」の券を買ってから1時間ほど一休み。

お互いに見た映画の感想を言い合ったり、仕事のこと、家のこともほんの少し話しました。

時間が来て一緒に映画を見て、大阪駅まで一緒に帰って、

私は次の映画館に彼女は家に・・・。

その間、約3時間。

映画やドラマだったら、ここで二人は、電話番号を教えあい、次に会う約束をして、親しくなるのかもしれない。

が、私たちは、お互いの見た映画は、教えあったけれど、それ以外は、住んでいる場所も名前も聞かなかった。

電話番号もメールアドレスも聞かなかった。

まさに一期一会。

でもまたいつか会えるような気がする。

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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★9月6日*「菊次郎とさき」：いとしい日々昭和３０年代への賛歌/父の麦わら帽子：ひょうたん揺れて・・・。 *UP