2013/11/04(月)21:05
つわものどもが夢のあと・石塁
富士五湖のうちのひとつ、本栖湖に近い樹海の中に、石を積み上げた塀のような所がある。
「石塁」、正式には、「信玄築石・石塁 (シンゲンチクセキ・セキルイ) 」という。
これこそ、樹海がかつて、溶岩ゴロゴロのところだったという証明だと、
「青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアー(1時間コース)」のガイド氏は言った。
樹海なら、人が通れないが、溶岩なら通れる。
そこで武田信玄が、敵が攻めてこないように溶岩を積み上げたのが「石塁」。
数百年の年月で崩れているけれど、元は高さ2m、2キロ続いていたという。
戦国時代には、ここをめぐっての攻防があったのだろうか。
今では、その石塁に苔が生えて、つわものどもが夢のあとだ。
◎人気blogランキングへ◎
◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★9月17日*山より大きい、シシは出ん*UP
・・・・・・・・・・・・・