テーマ:今が旬の話(414)
カテゴリ:生活
今年の夏、女友だち10名が集まって、飲む機会があった。
今から20年近く前に、里山保全をを立ち上げた、市民グループの流れを汲む人々だ。 今は、里山で会うことはないけれど、年に2回、夏と冬に会って飲んでしゃべっている。 「あなた、いい歳のとり方をしてると思うわ」と正面に座ったAが私に言った。 彼女が言ったのは、私がみんなよりも、肥っていないという見かけだけだと思う。 「全然、ダメですよ。 ただ、歳をとったというだけで、本来、年寄りなら知っていることや、やらなければならないことをしないもん」と私。 年寄りなら誰でも知っていること、していること・・・。 それは、浴衣を縫ったり、編み物をしたり(それもセーターをほどいて編みなおす)、 余った野菜を漬物をしたり、法事を取り仕切ったり、柏餅を作ったり、 親戚の名前や関係を言えたり、昔ながらの、しきたりを守りながら、一族を導くような人・・・。 それが私は出来ていないまま、ちゃらちゃらと歳をとってしまった。 昨日、本を読んでいたら、そんな私の思いが載っていた。 心がちゃらちゃらとおねーちゃんのままおばちゃんになることほど、恥ずかしいことはないではないか。 「大阪の女はえらい」森綾*** 「ただ、歳をとったというだけで、本来、年寄りなら知っていることや、やらなければならないことをしないもん。」 という私の言葉に、M子が言った。 「今の50代、60代は、あかんわ。 やっぱり、80代以上やね、年寄りとして尊敬できるのは・・・。」 たとえるなら、私たち世代は、中古で80歳以上はアンティーク。 中古はいらんけど、アンティークは素敵!! KUMA0504 ・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★9月15日*お月見・・・団子刺し/目指せ、かっこいい、おばあちゃん! * UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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