2010/08/30(月)18:24
グラン・ブルー★深海の魔力
■グラン・ブルー:あらすじ■♪音が出ます。
そこには、音もなく 重力もなく 悲劇もない
イタリア人フリーダイバー、エンゾはある男を捜していた。
ギリシアの海辺の町で育ったエンゾはガキ大将で、誰よりも素潜りが得意だったが、彼が唯一認めていたのが、潜水夫の息子である一人の気弱そうな少年だった。
ニューヨークで働く保険調査員ジョアンナは、自動車事故の調査でペルー・アンデス山脈の高地にいた。
そこで彼女は、氷結した湖に酸素ボンベもなしに潜水していく一人のダイバーに出会う。
ジャック・マイヨール。
彼こそがエンゾが捜していた少年の成長した姿だった。
シチリア島タオルミナで開催されるフリーダイビング競技会。
エンゾ、ジャック、そしてジャックを追ってやってきたジョアンナの3人が出会い、運命の物語が始まる。
フリーダイビングの世界記録に挑む2人のダイバーの友情と軋轢、そして海に生きる男を愛してしまった女性の心の葛藤を描く海洋ロマン。
10代からダイビングに親しんできたベッソン監督が、長年の夢だった“イルカに魅せられた潜水夫の物語”を、実在の天才ダイバー、ジャック・マイヨールの協力を得て映画化。
公開後、ハイティーンの若者達の絶大な支持を集め、映画館前は長蛇の列。
上映前と終わりには、割れんばかりの拍手が映画館を埋めるような狂騒となった。
フランス国内の観客動員数は1000万人、パリでは187週連続上映という記録を打ちたてた。
彼らは「Grand Bleu Generation」と呼ばれ、社会現象にまでなった。
★ジャック・マイヨール(ジャン=マルク・バール)
フランス人ダイバー。
驚異的な潜水能力を持ち、潜水生理学者ローレンス博士の研究対象となっている。
ギリシアでの子供時代に、潜水夫である父が潜水中の事故で死亡。
大きな喪失感を抱えており、イルカだけが心の拠り所となっている。
モデルは同名の実在のダイバー、ジャック・マイヨール。
以前、100m以上の深海に潜る人たちの特集をテレビで見た。
普通、50以上潜ると、人間は、肺が潰れるのだそうだ。
100mに潜るまでに数分かかり、浮かび上がってくるまでに数分かかる。
もし、上がる時間を間違えれば、脳に酸素が行かなくなり、死に至り、助かっても体にマヒが残ったりする。
そんな過酷な100m以上の深海に魅せられた、ジャック・マイヨール。
ジャック・マイヨールは人に間違えて生まれたイルカだ。
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2020年8月27日*父の麦わら帽子/雨の名前:盆の雨*
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