カテゴリ:里山・歳時記
■器歳時記■も今月が最後となった。
12月は、迷った。 雪景色を描いた、もらいもののコカコーラの皿か、重箱にするか・・・。 でも、やっぱりこれにした。 大きな片口だ。 昔、酒が樽で保存されていた頃、樽から出した酒を片口に受けた。 客が持ってきた、とっくりに移すとき、片方に口のある片口は便利なのだ。 醤油にしても、酒と同じように、樽で保存されていたので、片口は、昔は、どこの家にもあったのだろう。 今は、ドレッシングを入れたり、皿のような使い方が多い。 今の小さな家族が、ちまちまと使う釜や鍋に比べて、この片口の大きいこと。 計ってみたら、1.8L、つまり、一升入った。 この大きさが、嬉しい。 沢山の家族が少し気を使いながらも、賑やかに暮らしていた頃が想い浮かぶのだ。 雑煮の出汁を作る時、私はこの片口を使う。 沢山作った出し汁を冷まし、大きなペットボトルに入れて冷蔵庫で保存する。 ペットボトルに移すさい、片口を使うのだ。 昨年は■ケガ■で、正月に雑煮を食べられなかった。 今年こそは、無事に正月を迎え、美味しい雑煮を食べたいものだ。 ■器歳時記■ ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★2010年12月1日*おとごの朔日(さくじつ)* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.03 20:37:34
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