2011/01/07(金)18:37
白いリボン★陰湿な悪意
■白いリボン:あらすじ■
美しい村、静かな暮らし 聴こえてくる魔物の足音
第一次世界大戦前夜、大地主を中心に教会や学校のもとでプロテスタントの教えに忠実に日々を送るドイツ北部の小さな村で、数々の不可解な事故が起こる。
やがて連なる“罰”の儀式…。
疑心暗鬼の村人たち、そして苦しむ子供たち。
一体この村に何が起こっているのか――。
2009年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。
はじまりはドクターの落馬事故、小作人の転落死、男爵家の火事、荒らされたキャベツ畑、子供の失踪・・・。
次々に起こる事件。
悪意にみちた事件の犯人は誰なのか・・・。
それ以外にも、ドクターの異常な性癖、暴力的な村人などが次々と救いようのない重苦しさで迫って来る。
私はこの映画は、見るつもりはなかったのだが、友人は、
「涙を浮かべた男の子のモノクロの写真を見て、これは、絶対に見ようと思った」そうだ。
誰が犯人なのか最後まで分からず、後にナチとなった子供たちが暮らした時代を描いているというが、私には結びつかなかった。
カンヌ国際映画祭 〈パルムドール大賞〉をはじめ、数々の賞をとったというが、私には、陰湿な悪意のみが残った映画だった。
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2011年1月6日*六日年越し*
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